出版社内容情報
現代のAIは人間の脳を模して設計される。どのようにAIが学習するかを、そのおかしな失敗例をまじえつつ、わかりやすく解説する。
内容説明
iPhoneの予測入力、アマゾンの「おすすめ」、Google翻訳、自撮り動画に猫耳をつけるなど、AIはすでにどこにでも用いられている。近い将来、路上の自動運転、病気の診断、小説の書き出しの提案までするようになるかもしれない。だが実際AIはどういうしくみでこれらの仕事をこなしているのだろう?本書ではAIがいかに学習し、試行錯誤を繰り返し、適応していくかについて、シンプルな実験を重ねながら紹介。思わず吹き出してしまいそうな出力例(「地獄の渦」味のアイスはいかが?)や、予想の斜め上を行く解決策を示しながら、AIの得意分野と不得意分野、危険性や限界を解説する。ロボットが何を考えているのかに興味のある人のための、パーフェクトな一冊。
目次
AIはそこらじゅうにいる
AIってなあに?
AIはどこにいる?
AIはどうやって学習するのか?
AIだってがんばっている!
AIは言われたとおりのことをする
AIはハッキングが得意
AIは的外れな近道をする
AIと人間の脳は似ている?
AIがいそうもないところはどこ?―人間のボット
人間とAIのパートナーシップ
人工的な友人たちに囲まれた生活
著者等紹介
シェイン,ジャネル[シェイン,ジャネル] [Shane,Janelle]
電気工学の博士号、物理学の修士号を持つAI研究者。自身のブログaiweirdness.comで、滑稽でときに不気味なAIの挙動について書いている。ファスト・カンパニー誌の「ビジネス界でもっともクリエイティブな100人」の一人に選出されたほか、TEDでの講演も話題となった
千葉敏生[チバトシオ]
翻訳家。早稲田大学理工学部数理科学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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