内容説明
「チェンジ」(CHANGE:変革)をアピールして大統領になったバラク・オバマ。はたして彼は、アメリカ、いや世界が待ちわびた改革者なのか?いま、「最初の100日間」を過ぎて明らかになったのは、彼がアメリカ国民のためにはなにもしてこなかったということだ。巨額の公的資金を投じて、大恐慌になりかねない事態を防いだかに見えるが、それはウォール街の救済であって、アメリカ国民の救済ではなかった。選挙中もいまもウォール街からの献金にどっぷりと浸かり、国民の税金をばらまくだけの「口先男」。それがオバマ大統領の正体だ。そればかりか、ハワイ生まれも怪しいから、大統領の資格さえ疑わしい。彼の政策の目玉「グリーン・ニューディール」には大いなる罠があり、ドル暴落を防ぐための借金帳消し作戦も進んでいる。また、中国と手を結んだG2による世界支配のシナリオも視野に入ってきたようだ。こんな男に率いられたアメリカが今後なにを仕掛けてくるのか、われわれはよくよく警戒すべきであろう。
目次
1 「チェンジ」は口先だけ
2 政治資金の闇
3 ウォール街の代理人
4 出生の秘密と裏人脈
5 荒廃するアメリカ
6 グリーン・ニューディールの罠
7 借金帳消し作戦
8 日本人だけが知らない「チメリカ」
著者等紹介
浜田和幸[ハマダカズユキ]
1953年鳥取県生まれ。東京外国語大学中国科卒。米ジョージ・ワシントン大学大学院で政治学博士号を取得。現在、国際未来科学研究所の代表。日本バイオベンチャー推進協会理事、国連大学ミレニアム・プロジェクト委員、特許庁工業所有権副読本選定普及委員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- ときめくクラゲ図鑑