出版社内容情報
世界中の競馬場で出会った、愛すべき馬と人々。ともに心躍る時を過ごし、レースが終われば、「では、また」と故郷へ戻っていく──競馬の悦びに溢れるエッセイの名著、文庫化。(解説/北上次郎)
内容説明
小さな鞄に荷物を詰めて、格安航空券で、どこかの国のどこかの競馬場を訪れる。旅先で待っているのは、鍛えられた名馬たちと、競馬を愛する人々との出会い。ともに熱狂と愉しみを分かち合い、レースが終われば、互いに挨拶を交わして、馬も人も故郷へと戻っていく。“では、また、友よ、世界のどこかの競馬場で―”。競馬を見る喜びと、その旅の記憶を綴ったエッセイの名著が、ついに文庫化。
目次
プロローグにかえて では、また、東京で―ジャパンカップ92
ロンシャン、小さな数字の大きな意味
ケンブリッジ発12時30分、ニューマーケット競馬場行き
来年のダービー馬を知ってるかい?
アセッサーとその友人たちに乾杯!
昔、わたしの大好きな芦毛がいた
1984年11月10日、偉大な日の小さな出来事
ラリイにまかせろ
ミスター・フラナガンの歌声
一枚の写真〔ほか〕
著者等紹介
高橋源一郎[タカハシゲンイチロウ]
1951年広島生まれ。81年、『さようなら、ギャングたち』で第4回群像新人長篇小説賞優秀賞を受賞。88年、『優雅で感傷的な日本野球』で第1回三島由紀夫賞を、2002年、『日本文学盛衰史』で第13回伊藤整文学賞を受賞。06年、『ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ』により第16回宮沢賢治賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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