内容説明
あれ?俺は、作家の六呂田録郎だっけ?それとも、探偵の六呂田録郎だっけ?六呂田録郎は、娘と犬と暮らす推理作家。自分と同じ名前の私立探偵が主人公の推理小説を執筆している。ところがある日、「探偵さんですよね?」と声をかけられて―。しっかり者の娘に支えられた、遅筆作家の妄想的かつ私立探偵的な、愛すべき日々。
著者等紹介
村崎友[ムラサキユウ]
1973年、京都府生まれ。成城大学文芸学部国文科卒。2004年、『風の歌、星の口笛』で第二十四回横溝正史ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
- 評価
-
akky本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
96
連作短編集。バカミス?。冷蔵庫のくだりなんかやっちゃったよと思ったら案の定・・・。これでニャオキ賞も取れる?。2016/01/22
coco夏ko10角
24
このゆる~い感じ、嫌いじゃないけど…。数日毎に1話ずつだらだらと読むくらいがちょうどいいかも。2016/03/27
雪紫
23
「これって簡易版の奇書を書こうとしてるのか?」(読んでる最中)「単なる日常系だった」(読了後)。自分と同じ名前の探偵を使ってる推理作家と彼の娘や愛犬との家族の日常物。狙って書いてるんだろうけど何処までが彼の日常で何処までが創作及び妄想か終盤までわからない(娘や愛犬モモちゃんもまさか創作のキャラかも感が抜けなかったし)。事件らしきものは周りで起きてるもののミステリ要素は・・・皆無に等しい。ある意味現実と妄想のごっちゃを奇書扱いしたら、いいのかな?2019/11/12
外道皇帝
5
これはどうにも受け付けられなかった。何が描きたいのかさっぱり分からない。ミステリでもないしお笑いでもない、作家の妄想ギャグ小説?。久々に放り投げたくなった小説でした。わしには合わなかった、時間の無駄でした、超残念。2016/02/05
ふなちゃん
4
図書館本。悪くはなかった。結構好きな村崎さんの新刊です。基本的にごった煮なんだけど それもいい感じ。なかなか秀逸なトリックがあるんですが 本筋とは全く関係ないとか(笑)村崎さんらしいのかな。それなりにおすすめします。2016/02/08