心と世界

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心と世界

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  • サイズ B6判/ページ数 432p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326154210
  • NDC分類 133.9
  • Cコード C3010

内容説明

理性を「第二の自然」として自然のうちに回復し、心と世界をめぐる哲学的不安の解消を目指す。分析哲学の枠を超えて現代哲学の新しい方向を指し示す。巨星の主著、遂に刊行。神崎繁渾身の解説つき。

目次

講義(概念と直観;境界なき概念領域;非概念的内容;理性と自然;行為・意味・自己;理性的動物とその他の動物)
後記(デイヴィドソンとその文脈;第三講義補遺;第五講義補遺;第六講義補遺)

著者等紹介

マクダウェル,ジョン[マクダウェル,ジョン][McDowell,John]
1942年生まれ。ピッツバーグ大学教授。オックスフォード大学講師を経て、1986年より現職。研究分野は多岐にわたり、ギリシア哲学、倫理学、言語哲学、認識論、心の哲学、ウィトゲンシュタイン研究において、影響力ある論考を発表している。近年はカント、ヘーゲル研究でも知られる

神崎繁[カンザキシゲル]
1952年生まれ。1981年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。専修大学教授

河田健太郎[カワダケンタロウ]
1971年生まれ。2005年、東京都立大学人文科学研究科博士課程単位取得退学

荒畑靖宏[アラハタヤスヒロ]
1971年生まれ。2006年、フライブルク大学哲学部博士課程修了(Ph.D.)。成城大学文芸学部准教授

村井忠康[ムライタダヤス]
1973年生まれ。2005年、慶應義塾大学文学研究科博士課程単位取得満期退学。慶應義塾大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

34

18
ある信念や判断の正当化を所与としての経験が与えてくれるとするには、そうした経験がそもそも「理由の空間」に属しているのでなければならないが、それは不可能である、というのがセラーズの経験論批判。「経験の法廷」が、思考の規範的な空間に対して、なんらかの制限を与えるものとして、かつそうした空間の外部から思考を正当化するものとして与えられると考えることはできない、このようなセラーズ(およびデイヴィドソン)の経験論批判に対して、著者は規範的文脈の外部に経験的所与を位置づける必要はまったくないと主張する。2017/12/07

記憶喪失した男

4
客観についての哲学。それほど評価しない。2016/03/05

田蛙澄

2
マクダウェルの認知が直に道徳的行為へと結びつくという道徳実在論的な考えに興味を持ったので読んでみた。初めのうちは何を言っているのだかさっぱり分からなかったが、カントやヘーゲルなどのドイツ観念論あたりの問題意識を受け継いだ認識論をベースにしていたので、ある程度のところまでいくとそれなりに理解できるようになった。法則の論理空間と理由の論理空間。受容性と悟性の協働としての最小限の経験主義。概念的思考の生育を人間における第二の自然として捉える発想など、とても面白かった。ただ彼の動物の認識についての話は不服だ。2015/08/15

Go Extreme

1
内的経験と外的実在: 内感は自己の内的経験・外的実在を完全に否定することはできない 概念能力と経験: 経験には視覚的・非視覚的特性 概念能力は他の概念と結びつきながら働く 判断は経験の受動性を保持しつつ形成される 自発性と受動性の交差: 経験は自発的な判断能力と関連・判断の顕在化によって概念が働く 社会的文脈と哲学的視点: カントとウィトゲンシュタインの視点を比較→意味は社会的営みによって形成 動物の認識能力と知覚の違い: 人間は概念的に媒介された態度を持つ・動物は環境の特徴を抽象的に理解できない2025/02/08

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