森笠邸事件―探偵の流儀〈2〉

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森笠邸事件―探偵の流儀〈2〉

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  • サイズ B6判/ページ数 316p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784334910334
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

所長の転落事件から早半年。意識不明だった所長も回復しつつある。結束を固めた嶋岡探偵事務所員の元に新たな依頼が…。

内容説明

篠戸市の名家・森笠家で若い男が監禁されていた。男は移送寸前に逃走、広大な敷地で姿を消してしまう。そして、陸の孤島=森笠邸で恐るべき惨劇が!―所長の嶋岡が調査中に階段から転落した事件を機に、姪の美菜子が所長を代行、所員たちの結束も強まり、事務所自体はいい方向に進んでいる。また、嶋岡も徐々にではあるが回復傾向にあった。ところが、以前つき合いのあった地元の名家・森笠家から呼び出しを受けた美菜子は、当主の森笠和史から嶋岡の名誉にもかかわる監禁事件の調査を命じられたのだった…。注目の青春ミステリーの旗手が描く、絶対絶命探偵日常小説!

著者等紹介

福田栄一[フクダエイイチ]
1977年愛媛県生まれ。東京都立大学(現・首都大学東京)法学部卒業。2003年『A HAPPY LUCKY MAN』で光文社よりデビュー。ミステリー、青春小説、時代小説、コメディなどさまざまなジャンルの作品を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みかん🍊

88
『探偵の流儀』から3ヶ月後、所長も回復に向かってはいるがまだ復帰するまでに至らず所長代理の美菜子も板についてきた所で持ち込まれたのは地元の名家森笠邸の地下に監禁されていた甥が人を傷つけて逃走、彼を見つけて欲しいといいう依頼だった、広大な敷地で捜索をする美菜子と飯田、監禁の謎を外から捜査する間宮と松代、スリリングな展開でしたが、探偵としてまだ未熟な二人を危険な屋敷に行かせたのは失敗だったのでは、所長も回復に向かいまだ続きはあるのかな。2019/03/19

Norico

27
探偵の流儀第2弾。嶋岡さんの意識も戻って、なんとなくうまく回っていけそうな探偵事務所。新たに持ち込まれた事件には、過去がからんで…。松代が主役なのかな?でもなんだかんだで、結局飯田くんが一番頑張ってるような。2016/03/20

igaiga

23
割と設定が普通。前作からそれほど時間が経ってないのは所長の容体でわかります。みんな仕事出来すぎ&うまくいきすぎ。でも、ラストスッキリです。面白かった。飯田が普通に仕事出来る人??2018/03/11

深青

22
シリーズ2作目。ある名家の醜聞に関わる依頼を受けることになってしまった嶋岡探偵事務所。どうもそこには隠された真実があるようで…。伯父さんはまだ復帰さてませんが、ゆっくりでも回復されているようで安心しました!嶋岡探偵事務所の面々もチームワークが良くなって来ているようで、読んでいて嬉しかったです。(なんちゃって親心ですかね(笑))伯父さんが復帰して加わると最強の探偵事務所になれそうな気がします。2015/07/21

フキノトウ

20
シリーズ② 所長の嶋岡さんは脳に負った損傷でリハビリ中なので、所長代理の美菜子と所員たちで依頼を受ける。犯人が身勝手過ぎて、ちょっと唖然とした。被害者の、生まれてからの壮絶な人生を考えるとやりきない。2018/01/26

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