絵本ノンフィクション チョコレートものがたり

新倉みずよ/杉山吉伸

岩崎書店（1985/02発売）

• サイズ B5判／ページ数 31p／高さ 25cm
• 商品コード 9784265914265
• NDC分類 K383

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ほんわか・かめ]

へ〜！バンホーテン(バン・フォーテン)が初めてカカオバターを取り除くことを思いつき、美味しいココアが飲めるようになったのか！チョコレートがメキシコからスペイン、フランス、ヨーロッパ全土へと広まったことを紹介するのはもちろん、ロウソク職人のピーターとチョコレート工場を娘ファニーの恋が、固形のチョコレートを完成させることで成就して、バレンタインにぴったりのお話でした。

2021/02/14

[ケニオミ]

２週間ほど前にヴァレンタインがなければ、決して読まなかった本です。でも、読んでよかった絵本でした。歴史的にチョコレートがどのように今のようなものになったのかを学べました。やはり、コルテスやピサロの時代にカカオがヨーロッパに持ち込まれたのですね。しばらくはスペインで門外不出扱いとなり、スペイン王女のフランスへの嫁入りにより、瞬く間に（？）ヨーロッパで知られるようになったなど、非常に興味深い内容でした。もちろん、チョコレートの製法についても感心しました。

2017/02/28

[なー]

小学生の時、図書館で借りて読んだ本を30年の後に再読。この本に再会できて、幸せです。大好きな一冊でしっかり覚えていると思っていたのに、記憶間違いが沢山あって、我ながら苦笑しました。チョコレートを飲んだ後に捨てたカップが月の光で輝いている描写はしっかり覚えてました。昔からカラスのように光るものが好きだった…(笑)

2020/02/28