内容説明
江戸の隅田川沿いにある旅篭“雪月花”では、女将・里緒や番頭の吾平、それに女将たちと懇意の南町奉行所定町廻り同心の山川隼人までが、ひそひそと話をしている。この旅篭の家宝に纏わる話だった。過去に雪月花を訪れた客がくれた猫の置物が何者かに盗まれたという。それは、里緒の両親の謎の死にも関わることなのか―。人気の「雪月花」シリーズ、待望の第五弾。
著者等紹介
有馬美季子[アリマミキコ]
2016年、『縄のれん福寿』(祥伝社文庫)で時代小説デビュー。2021年、「はないちもんめ」シリーズ、「はたご雪月花」シリーズで、第10回日本歴史時代作家協会賞、文庫書き下ろしシリーズ賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごへいもち
15
今一パンチに欠ける2023/11/18
ダイアナ
7
過去に雪月花の家宝にしていた猫の置物が盗まれたことを発端に遂に里緒の両親の死の謎が明らかになるか…という第五弾。いつもよりワールドワイドな広がりを見せつつ、ご近所さんたちとの温かい交流もありつつ…里緒を褒める描写はそんなになくても、十分わかってると感じつつも楽しく読了。2023/09/01
すもも
3
旅籠〈雪月花〉シリーズ第五弾。女将里緒の両親の死の謎がついに解決と思いきや、次作に持ち越しの雰囲気。 今作では江戸の時節に関わる美味だけでなく、異国由来の美味しい料理も登場。2023/07/30
ぷにこ
2
シリーズ5作目。両親の事件に少しずつちかづいていく。2024/12/31
keycoba
1
☆☆☆☆2023/08/19
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