出版社内容情報
人気シリーズSCISの第五弾。SCIS所属の捜査員が姿を消した。警視正小比類巻祐一は、単身捜査員の発見に乗り出すのだが――。
内容説明
「この子は妊娠しており、そして、処女である」―四人の産婦人科医の診察の結果、そう診断書には書かれた。人類史上、一度も起こったことがないはずの処女懐胎が現実に起きた。小比類巻祐一警視正率いる警視庁の最先端科学捜査班SCISに、世界中を震撼させた「事件」についての捜査命令が下った。その衝撃の真相とは―。好評のSCISシリーズ、「シーズン1」最終巻!
著者等紹介
中村啓[ナカムラヒラク]
東京都出身。第7回「このミステリーがすごい!」大賞・優秀賞を受賞し、『霊眼』(宝島社)にてデビュー。異色のサイエンスミステリーの「SCIS科学犯罪捜査班」シリーズで注目を浴びる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
LUNE MER
22
今回のテーマは処女懐胎。榊原のクローンのひとりである小宮が懐胎した少女のひとりと逃避行をする中で個性(自我)が芽生えるという展開がよい。最上博士、相変わらずバーで中学生と決めつけられてコヒに助けを求めるお約束のラスト。2022/10/05
tomtom
15
これまでの巻より読みやすかった。榊原茂吉の腹から赤ん坊が出てくるのは気持ち悪かった。2023/07/01
Mie Tange
11
シリーズ5作目。 そしてシーズン1最終巻。 人類史上初の処女懐胎(性行為なしでの妊娠)が起こり世界を震撼させる。 犯人、手段、動機をSCISが紐解く! 超最先端技術…確かに面白い(・∀・) でもまぁシーズン2はいいかな(笑)2024/01/26
もも
7
ドラマと並行しながら読んだので、内容が混乱するときがあったものの、無事読了しました。最上博士はとても人間らしい優しい博士でした。2022/06/23
ドットジェピー
7
面白かったです2022/01/19