出版社内容情報
ビッグデータ解析の技術者・蒼井俊は、プロファイラー・水無月玲率いるPITへの異動を命じられ――。ノンストップ警察ミステリー!
内容説明
ビッグデータ解析による犯罪予測システムを開発していた蒼井俊は、連続猟奇殺人犯“V”を見つけるため、プロファイラーの水無月玲が率いるPITへの異動を命じられた。個性豊かなメンバーたちとVを追っている最中、現職の刑事が惨殺されて―。AIとプロファイリング、先に犯人にたどり着くのはどちらか!?驚愕の真相が待つ、警察ミステリー最前線!
著者等紹介
五十嵐貴久[イガラシタカヒサ]
1961年東京生まれ。成蹊大学卒。出版社勤務を経て2001年『リカ』で第2回ホラーサスペンス大賞を受賞してデビュー。’07年『シャーロック・ホームズと賢者の石』で第30回日本シャーロック・ホームズ大賞受賞。警察小説、時代小説、青春小説、家族小説など幅広い作風で映像化も多数。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ma-bo
94
特殊心理捜査班を率いるプロファイラーの水無月玲。コンピューター犯罪捜査官から異動してきたビッグデータ解析を得意とする蒼井俊。現在進行系の連続猟奇殺人V事件を追うと共に過去の二つの未解決事件もクロスする展開に。プロファイリングとビッグデータ分析、そして刑事達の勘。三つの捜査技術で真犯人を絞り込んでいくプロセスが描かれる。その上で明かされる驚愕の真相が最後に。続編が最近刊行されているので読まなきゃならないな。2025/01/22
ゆいまある
88
精神科医でもある車椅子の天才プロファイラー、水無月玲。その影響力の大きさに自殺に追い込まれた容疑者もいる。そんな水無月率いる桜田門の特殊チームPITに、AIを駆使して捜査する新人が入ってきた。その新人の目で語られる。犯人探しが難航したり、予想と違う結果だったりぐだぐだしてスッキリしない。段々鬱展開だと分かってきて、結構重たいし読むのしんどいなあと思ったら、そう来たか。後味悪いラスト。週に一度ボランティアでカウンセリングしてるって、リアリティないなと思ってたら、闇落ちだった。好みじゃなかった。2022/01/03
坂城 弥生
53
えっ!?ここで終わり…???早く続きを!!2022/01/26
ミーママ
46
図書館の本📚️ 途中で犯人がなんとなくわかったがタイトルになっていたから・・・ 今後の捜査もAIが主流になるのか。2023-962023/08/10
momi
38
大どんでん返し!!驚愕の真相に嘘はない!…のだけど…登場人物たちのキャラがたっていなくて魅力的ではなかったことが私は残念でした…。2021/11/30