光文社知恵の森文庫<br> 純米酒を極める

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光文社知恵の森文庫
純米酒を極める

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  • サイズ 文庫判/ページ数 267p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334785727
  • NDC分類 588.52
  • Cコード C0177

内容説明

本来、日本酒は、これ以上ないほど安全で健康的な食品である。しかし、戦中戦後の緊急避難策として始まったアルコール添加が定着し、経済効率のみが優先されてきた結果、「日本酒は悪酔いする、飲むと頭痛がする」といった誤解から今日の危機を迎えた。我が国固有の文化である日本酒はどうあるべきか。「酒造界の生き字引」による名著。

目次

第1章 日本酒とは純米酒のことである
第2章 純米酒に対する誤解
第3章 純米吟醸酒を燗にして飲む
第4章 米とつくりの重要性
第5章 酵母の命が酒の強さを生む
第6章 誰が日本酒をダメにするのか
第7章 良い酒販店、飲食店の見分け方
第8章 上原流「〓(き)き酒」指南

著者等紹介

上原浩[ウエハラヒロシ]
1924年鳥取県生まれ。2006年逝去。広島財務局鑑定部を経て、鳥取県工業試験場に勤務。定年退職後も、酒類審議会委員、鳥取県酒造組合連合会技術顧問、「蔵元交流会」常任顧問、日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)最高技術顧問などを兼任。酒造技術指導の第一人者で、酒造界の生き字引的存在。『夏子の酒』に登場する「上田久先生」の実在モデルとしても有名(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のぶ

54
現在、日本酒では醸造アルコールや糖類の添加が認められており、その中で米だけで作った純米酒こそが本物であるという理論を書いた本。この手の本は過去に多く読んでいるが、皆一言持っており、それが嗜好の世界。この本もそうして作ったものが一番おいしく、もっと広めるべきだという考えは自分も同感。和食がユネスコ無形文化遺産に登録されたこともあり、合わせて日本酒をPRするには純米酒は必然だろう。著作がやや古く著者も亡くなっているので、近年特に品質の上がっている現在の日本酒をどう思うか聞いてみたいところでもある。2016/09/13

Shoji

37
私は日本酒が好きだ。毎日晩酌を欠かせない。だが、「純米」へのこだわりなんて、まるでなかった。作者の「純米」への情熱が凄い。フランスのワイン、ドイツのビールが廃れぬブランド力をもっているのは、「本物」だからだそうだ。今の日本酒はアルコール添加による大量消費酒・安酒となっており、本物ではないと。いずれ淘汰され日本酒のブランド力が失墜すると危機感を抱いています。私もこれからは「純米」にこだわってみようと思う。この本の第一行目がいい。「酒は純米、燗ならなお良し」。2021/06/11

こぺたろう

12
仕事で半月、酒蔵で働かせて頂いたのをきっかけに読了。私自身、これまで、純米吟醸・純米大吟醸よりも著者の言う「アル添」の吟醸・大吟醸の方が飲みやすい印象を持っていました。しかし、本書でアル添の功罪に触れられたので、これからは純米系の日本酒を楽しむようにしていきたいと思います。2019/02/16

MOKIZAN

11
四合瓶隣に一気読み。本著10年くらい前新書版?で読んだはず、あまり内容覚えていなかったので、文庫本を購入再読した。「日本酒とは純米酒のことである」「よい酒こそ燗にすべき」今自分が行きつけの飲み屋で、大将と共に実践、他の客にも奨めていることを断言されている。この御仁が既に亡くなられていること、酒飲みとして哀しくてならないし、今更ことを知った己が恥ずかしい。手元の酒も長野の小さな酒蔵の純米酒、「要冷蔵」を押入れで2週間静置、「ぬる燗」「常温」で楽しんだ。2015/10/28

10
日本酒は純米酒、アル添(醸造アルコール添加)しているものは清酒で会って日本酒ではないと著者の主張。日本酒について色々と学べる内容。酒好きなら必読。新亀飲みたいな〜2015/03/26

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