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内容説明
纏向遺跡は邪馬台国論争に決着をつけるのか?飛鳥に点在する巨石群は何を意味しているのか?幻の葛城王朝は実在したのか?歴代の天皇は何を恐れて遷都を繰り返したのか?逆臣・蘇我一族は本当に極悪人だったのか?古都・奈良とその周辺の遺跡や寺社を巡りながら、古代史の謎を徹底解説。旅がもっと面白くなる歴史雑学満載。
目次
邪馬台国と卑弥呼の謎を巡る旅
伝説の聖人・聖徳太子の業績と、謎の晩年を探る旅
「陰謀の都」平城京誕生の謎に迫る旅
日本神話の世界から、神武東征神話の真実を知る旅
大和王権の起源とその実像を巡る旅
「消された王朝」葛城王国の謎を巡る旅
古代人が信仰した、神の住まう三輪山を巡る旅
歴史に消えた古代豪族の原風景を訪ねる旅
古代史上最も有力だった豪族、蘇我氏の正体に迫る旅
古代史最大のクーデター「大化の改新」を解き明かす旅
飛鳥にあった「石の文化」の謎を巡る旅
古代史最大の内乱「壬申の乱」の謎を巡る
国家「日本」誕生の謎を巡る旅
聖徳太子が発展に努めた飛鳥仏教の謎を巡る旅
最古の歌集「万葉集」の謎を巡る旅
政界の重鎮・長屋王の変と藤原氏一族の謎を巡る旅
国家の安泰を祈った奈良仏教の謎を巡る旅
平城京を襲った忌まわしき政変と騒乱の謎を巡る旅
「千年の都」平安京を生んだ怨霊伝説を巡る旅
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Jimmy
3
去年の奈良旅行のために再読し始めましたが、結局、今回の旅の参考にはなりませんでしたが、この本を片手に旅をするって結構良さそうなのでいつか!と再読でおんなじ感想を持ちました。ただ、道鏡の評価など、結構異説が存在を増しつつある近年では古臭い歴史評価が横行しているのが仕方ないけど残念。2025/01/13
Jimmy
2
ホント入門編としてはなかなか。これ1冊を持って、奈良に何ヶ月か滞在して、自転車かスクーターで遺跡をめぐりたいなぁ。2011/06/28
れいまん
1
古代史の面白いところがよく纏まっている。 奈良旅行にはとても参考になると思う2022/04/14
くまこ
1
気軽に読める古代史入門+旅行ガイドブック。広く浅くテンポよく古代史ミステリーを紹介している。ちょこちょこ出てくる豆知識・ミニコラムの欄も面白く、奈良県橿原市みるく工房飛鳥で古代乳製品「蘇」が食べられますとか、るるぶな紹介もあって楽しかった。実際に旅行したり、もっと専門的な本を探したりする際の、いいお供になってくれる一冊。2012/06/15
NB
0
家にあったものを再読。 邪馬台国の頃から藤原薬子の変あたりまでの歴史的出来事を時系列に掲載されてるのだが、タイトルに「巡る旅」とあるように各章毎に舞台となるエリアの地図が添えられている。事件や人物に縁のある歴史ポイントには公共交通機関でのアクセス方法も掲載されており、この本を片手に各話の舞台を訪れるのも楽しそう。2015/02/06
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