光文社文庫 三毛猫ホームズの証言台

赤川 次郎【著】

光文社（2019/04発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 336p／高さ 16cm
• 商品コード 9784334778293
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

因縁めいたつながりのある人々が集った“高原ホテル”。法廷で決定的な証言をし無罪をもたらした女性と結婚した千葉。大企業の社長令嬢の婿となった記憶喪失の男、辻川。彼の出現により未来を失った安西…。奇しくもホテルに同行した片山刑事たちは、複雑な人間閑係が巻き起こす事件に対峙する。そして、ホームズの可愛らしい後輩も登場！国民的大人気シリーズ第５１弾！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[coco夏ko10角]

三毛猫ホームズシリーズ、五十冊目。なんか人間関係入り組んでるなぁ。そういえば石津さんがいつもより大人しかった。

2020/09/19

[Kana]

たくさんの人たちがハッピーエンドになって良かった。片山さんは相変わらずお見合いをさせられてそこで出会った女性たちと事件に巻き込まれるお決まりのパターンだけどそこは飽きずに面白く感じてしまう。ホームズは賢さには毎回驚いてしまう。

2019/04/19

[porisan]

安定した面白さでした。片山刑事はいつ結婚出来るのかな？

2019/05/11

[アオイ]

初めて三毛猫ホームズシリーズを読んだが、シリーズ未読でも充分に短編小説として楽しむことができた。貫禄さえ感じられる猫のホームズがどんな事件を解決していくのか、他のシリーズ作品も読んでみたいと思った。 登場人物たちそれぞれの過去や思惑、様々なものが複雑に絡み合い、不思議な縁の巡り合わせを感じる内容だった。過去の出来事はどう足掻いても消せることはなく、きちんと清算するまでいつまでも影の如く付きまとうものなのだろう。 次に読むならホームズがもっと活躍する話を読んでみたい。

2021/03/15

[ＥＮＤ]

日向坂文庫。物凄く久しぶりの『三毛猫ホームズ』シリーズ。今回はホームズに後輩が出来てた。物語としては複数の事件の恨みが交差していて、ちゃんと考えないとどっちの夫婦がどうだったか混乱しそうになった。片山刑事や晴美などの活躍シーンは若干少なめ？最後に片山刑事に春が訪れるのか気になった。それにしても51作目って凄すぎる！生まれる前からまだ続くシリーズって！！

2021/02/15