出版社内容情報
森村誠一[モリムラ セイイチ]
著・文・その他
内容説明
交通事故で息子を失った悲しみに暮れる妻が、故郷の同窓会へ出かけていった翌日、遺体で発見された。現場には似た手口で殺害された見知らぬ男性の遺体が。同一犯の仕業か?犯行の動機は何か?それまで知りえなかった妻の交友関係をはじめ、事件の真相が徐々に明らかになっていく。ドラマ化され人気を博した棟居刑事らも活躍する、森村ミステリーの傑作長編!
著者等紹介
森村誠一[モリムラセイイチ]
1933年埼玉県熊谷市生まれ。青山学院大学卒。ホテルマンを経て、作家となる。’69年『高層の死角』で第15回江戸川乱歩賞、’73年『腐蝕の構造』で第26回日本推理作家協会賞を受賞。2003年には日本ミステリー文学大賞、’11年には吉川英治文学賞を受賞した。ミステリーを中心に、歴史小説、ノンフィクションなど多岐にわたる分野で活躍。近年は創始した写真俳句も話題を呼んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yomineko@ヴィタリにゃん
66
最後の一文にドキ!良い意味でのらりくらりとして誰が犯人か分からず登場人物も増えて行くが、森村誠一先生は大好きです😊ずーっと「むねい」刑事だと思っていました😨すみません😢同窓会に出席した奥様が何者かに殺されるが、その前に夫は一人息子をも失っている。。。棟居刑事シリーズに牛尾刑事も出て来るので他のも読みたい😊2024/01/25
廊下とんび
7
なんじゃこの結末は???誰も予測出来ない。作者はほくそ笑みを浮かべているだろうな。あ~後味悪い、でも愉しめた。2019/01/06
あやかさん
2
刑事さんって、こんな風に地道に地道に色んな想定をして、事件解決に向けて動いているんだなと。少しずつ犯人へと近づいていく過程を楽しむ本。2025/03/26
wankousan
1
突っ込みどころは沢山有ったが全体的には面白い内容だった。さすが、森村さん!2023/05/30
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