出版社内容情報
矢崎存美[ヤザキ アリミ]
著・文・その他
内容説明
森の中に建つ人気のオーベルジュ(=泊まって食事を楽しむレストラン)、ル・ミステール。そこには、泊まった人にしかわからない「謎」があるらしい。ちょっと変わった名前のシェフが、四季の美味しい料理で出迎えてくれるというけれど…?中身は心優しい中年男性、外見はぶたのぬいぐるみ。山崎ぶたぶたが大活躍。読めば元気になれる、大ヒット・ファンタジー!
著者等紹介
矢崎存美[ヤザキアリミ]
埼玉県出身。1985年、星新一ショートショートコンテスト優秀賞を受賞。’89年に作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
美登利
109
今夜は特にお腹が空いているので、美味しそうな料理がいつもよりも多く出てくる今回は正直、本当に本当に辛かったです(笑)ぶたぶたさんはオーベルジュのオーナーシェフ。フレンチの本格的なディナーと和食も選べる朝食と思い描くだけで、涎が出そうでお腹が鳴る鳴る。人前で無くて良かったよ。毎回動くぶたのぬいぐるみを想像しようとしてもなかなかうまくいかない。目の前で見たらどうなんだろう、登場人物達のようにすぐに受け入れられるのか?ちょっと小難しい問題を抱えた人達が美味しい料理とぶたぶたさんに癒やされていく展開は定番です!2018/07/28
ダイ@2019.11.2~一時休止
104
ぶたぶたその28。祝20周年。悩みを抱えた人がぶたぶたさんがオーナーシェフをするオーベルジュで解消していくって感じが多かったかな。安定品質。2018/08/01
りゅう☆
93
今回のぶたぶたさんはオーベルジュのオーナーシェフ。なかなか予約が取れない謎の人気店らしい。謎ってのも人気ってのもよく分かる。だってぶたぶたさんがいるんだもん!アラフィフ4人の女子会、もうすぐ結婚する親友へのサプライズ、プロポーズするつもりだったのに彼女の本性を知ったり、妻と仲直りサプライズのつもりがヒッチハイクで知り合ったフランス人と過ごしたり。オーベルジュに宿泊したことないけど、ぶたぶたさんだから?料理へのこだわりがすばらしすぎる!ぶたぶたさんの作った料理が食べたいのはもちろんだけどオープンキッチンで→2020/07/25
優希
85
ぶたぶたシリーズももう20年続いているのですね。今回はオーベルジュのシェフのぶたぶたさんに会えました。四季を通じて訪れる様々な人々の要望を解決するのがぶたぶたさんの料理なのですね。ぶたぶたさんの料理には魔法がかかっているのかもしれません。本当にこんなオーベルジュがあったら訪れたいと思わされました。2019/02/06
ぶんこ
74
今回のぶたぶたさんはオーベルジュのオーナーシェフ。フランス料理は若い頃は好きだったのですが、今は敬遠状態なので、露天風呂付きでぶたぶたさんのお料理を間近で見られるのなら行きたくなります。美味しい料理を分け合う女子会も楽しそう。冬編の慶人さんは私の夫と少し似ていて、妻の話を聞いていないかったり、注意力散漫なところに「あるある」と笑えました。時々悲しくなるけれど、基本は優しいからOK。美央子さんと二人でディナーと温泉を楽しめるといいですね。2018/12/19