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内容説明
ボブ・ディランの発言を捏造した人気ノンフィクション作家/ツイッターに人種差別的なジョークを載せたネット企業の広報部長/フェイスブックにジョーク写真をアップしたNPO職員―自らの行動やコメントが原因で大炎上し、社会的地位や職を失った人たちを徹底取材。加害者・被害者双方の心理を深掘りし、炎上のメカニズム、ネットリンチに遭ってもダメージを受けない方法、グーグルの検索結果から個人情報を消す方法などを探る。
目次
ツイッターのなりすまし
誰も気づかなかった捏造
ネットリンチ―公開羞恥刑
世界最大のツイッター炎上
原因は群衆心理にあるのか?
善意の行動
恥のない夢の世界への旅
徹底的な正直さ
売春婦の顧客リスト
独白劇の捏造
グーグルの検索結果を操作する男
法廷での羞恥
恥なき世界
猫とアイスクリームと音楽と
あなたの現在の速度
著者等紹介
ロンソン,ジョン[ロンソン,ジョン] [Ronson,Jon]
コラムニストとして活躍後、TVのドキュメンタリー番組を多数制作、高い評価を受ける。ネオナチやKKKなどの過激思想家にインタビューした『THEM(彼ら)』(未邦訳)で作家デビュー
夏目大[ナツメダイ]
出版翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HANA
71
昔は炎上は主にマスコミに取り上げられた発言等が原因だが、SNSの発達によって誰もがそれから逃れられなくなった。本書は気軽に投稿したコメントや写真によって大炎上した人々を追った一冊。炎上に参加した人は気軽に参加しているようだが、実際に燃えた当人にとってはその影響は只事ではない。職を失ったり引き籠る事になったり。著者がいみじくも公開羞恥刑、魔女狩りと例えているのはむべなるかな。炎上してもダメージ受けない方法やグーグルの検索を避ける方法なども興味深いし。自分やってるSNSは読メだけで良かったと思いました。2023/02/14
tamski
0
最初20%を流し読み。面白半分で炎上騒ぎに乗っかって暴言吐くような人間にはなりたくないね。2024/02/25