出版社内容情報
魅惑的な古生物たちの世界。
知的好奇心をくすぐり、知的探究心を呼び起こし、そして何よりシンプルに面白い。
そんな世界を、みなさまにお届けします。
新シリーズ3作目は「空における古生物の興亡」。
水圏、陸圏へと生息域を拡大する古生物。
その生息域は、ついに空へ向かうことになります。
本書は、そんな空中世界を“進化の舞台”として興亡を繰り広げた生命のうち、3つの脊椎動物グループに焦点を当てました。
「翼竜類」「鳥類」「哺乳類」
これら3グループを中心に展開する“空の世界”では、どのような興亡が繰り広げられたのでしょうか。
地球生命史を語る中でとりわけ興味深い“空の興亡史”の物語を、存分にお楽しみください。
【目次】
■第1章 空への進出
●第1節 脊椎動物、空を飛ぶ!
空への序章
唯一の超大陸
先行者たち
翼竜類へ
●第2節 空を制した竜たち
先陣
繁栄する小型翼竜たち
変化の兆し
●第3節 多様化、そして、大型化
新型、現る
翼竜は、顔が命!?
トレードマークは、トサカ!
口先がトレードマーク!
超大型種たち
■第2章 現代へと続く空の系譜1
●第1節 空のライバルの登場
鳥類への系譜
鳥類誕生
樹上で生きる
●第2節 真の鳥たちへ
クチバシを備える
水辺で暮らす
海を泳ぐ
地上を走る
もっと空へ
現代型、登場
●第3節 絶滅事件を乗り越えて
ダチョウたちへの系譜
地上を走る、再び
ホバリングの開始
超大型種の出現
1
■第3章 後進の飛翔者たち
●第1節 恐竜時代の空飛ぶ仲間たち
かつての飛行性哺乳類
●第2節 新時代の空飛ぶ仲間たち
哺乳類唯一の“完全飛行”
齧歯類も空を飛ぶ
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- ロドス島の古代彫刻