光文社文庫
夕まぐれ江戸小景―新鷹会・傑作時代小説選

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  • サイズ 文庫判/ページ数 415p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334769291
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

長谷川伸が主催した「新鷹会」出身の作家のなかから、平岩弓枝氏の監修で選りすぐり時代短編小説をまとめた人気のシリーズ。

内容説明

“日本人の心の故郷”を描き続けた長谷川伸が主宰した小説勉強会「新鷹会」は村上元三、山岡荘八、山手樹一郎、池波正太郎など多くの人気作家を輩出し、今に続く。その一人でもある平岩弓枝の監修による本書は新鷹会作家による十篇を収録。町人から侍、浪人、渡世人まで、江戸の町に自分の居場所を求め、懸命に生きる人々の痛切な心情が胸に響く、傑作時代小説集!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

80
面白かったです。傑作時代小説のアンソロジー。江戸の町に自分の居場所を見つけながら活躍する生き生きした人々の姿が魅力的でした。そして執筆陣も山岡壮八、池波正太郎、平岩弓枝など豪華な作家揃いです。時代小説ファンなら一読の価値ありです。2017/05/20

山内正

3
相生橋の付替えに行かなかったのは 小普請の玉木さんと顔を合わせたく なくてと弥次郎が 元花魁の琴糸が石屋重右衛門の女房 と知らず抱き柱で安く出来ると 納得さし工事に 顔を最後まで出さず出来上がる 材木屋が思惑が外れたと因縁付けに 数人で襲うが相手にならない 小普請の玉木もいてお前にやらす 積りと 石屋重右衛門は仕事の疲れで死んだと代わりを急く 玉木は弥次郎に頭を下げた 借金で仕方なくと 琴糸が家を出され縁者も無くと 元締めから聞く 船を用意したから 江戸を二人で逃げなと 2020/05/07

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