内容説明
六道捌きに依頼された仕置が、突然、延期となった。ところが、消すはずだった標的全員が何者かに殺されてしまう!仕事を横取りされたのか?刀役の佐吉は、依頼延期を申し入れてきた材木問屋に板前として潜入する。はたして主は、別の暗殺組織にゆすりを受けていた―。「やつらを地獄に送ってやる」。仕置人同士の死闘に手に汗握る、大好評シリーズ第四弾。
著者等紹介
浅野里沙子[アサノリサコ]
東京都出身。レーシングチーム、芸能プロダクション勤務などを経て、作家修業に入る。2009年『六道捌きの龍』で鮮烈なデビューを飾った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ワッピー
2
2と3をすっ飛ばして読んでしまいました。あいかわらずトラブルの続く六道捌きですが、業務機密が漏れているのにずいぶんのんびりした雰囲気ですね。また、龍としてデビューしたのに、佐吉に戻っているというのも、(*:飛ばし読みをするからいけないとはいえ)ちょっとくらくらするし、またしても西からの脅威と菊弥の下向がある既視感(*:以下同)もありますが、キャラとしては居場所・役割とともに固まって安定感が出てきたと感じられます。「捌きの夜」「暗鬼の刃」を読んで間を埋めなくては…2014/02/11
pagrus55
1
☆☆☆☆2017/12/20
a_yokota
0
六道裁きに依頼された仕事が、別の暗殺組織に横取りされた? 佐吉は真相を探るべく調査を開始するが…。仕置人同士の情報戦、そして剣戟にこれまで以上に凄絶な迫力がある。佐吉とおたかの仲、菊弥との関係。さらに物語が膨らんでいくようで楽しみ。2011/09/21