内容説明
イタリアの代表的な昔話「三つのオレンジ」をはじめ、イタリア各地の昔話全15話を収録。たんすに閉じ込められた王子、ものいう小鳥、竜にキスした娘、鬼につかまった男の子など、さまざまな登場人物が織り成す物語。語ることを意識した訳文で、声に出して読みやすく、聞いてわかりやすく面白い。読んであげるなら4、5歳から。自分で読むなら小学中学年以上。
著者等紹介
剣持弘子[ケンモチヒロコ]
子育てと並行してイタリア語を日伊協会などで学び、イタリアの民話、児童文学の研究と翻訳に携わる。一年間フィレンツェに留学、民間伝承を学ぶ。日本女子大学講師を経て、現在、地域文庫、著作、研究活動に従事
平田美恵子[ヒラタミエコ]
聖心女子学院初等科教諭を経て、主に小学校を中心に、二十数年に渡ってお話を語っている。現在“語り”や“読み聞かせ”のボランティアのための講師として活躍
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