出版社内容情報
【解説】
ゲノムサイエンス,タンパク質科学の急速な進展に伴い,遺伝子,タンパク質の膨大なデータが蓄積されつつある.本書はこれらをどうやって使いこなすか,バイオサイエンス領域の一般のユーザーを対象としてやさしくわかりやすく解説する入門書である.インターネットに接続されたパソコンとブラウザさえあれば使えるデータベースと解析ツールについて,その利用方法と注意点を具体的に紹介するもので,実践的な解説をするために,検索や解析結果の実例画面を多数盛り込んでいる.
【目次】
使えるバイオインフォマティクス・配列を手に入れる―DDBJが提供するSRSシステムによる検索の仕方・既知の配列と比較する:相同性検索・配列に共通のパターンを探す―CLUSTALWを中心としてマルチプルアラインメントの方法を紹介・配列から遺伝子の進化を探る・アミノ酸配列から既知のパターンを探す:モチーフ検索・立体構造を手に入れる―PDBの利用方法・アミノ酸配列の保存領域からタンパク質を知る・立体構造の類似性を知る・アミノ酸配列から2次構造を予測する・アミノ酸配列から立体構造を予測する他
内容説明
テキストを読みながらすぐに試すことができるバイオインフォマティクス定番の道具をとりあげた一冊。
目次
使えるバイオインフォマティクス
配列を手に入れる―DDBJが提供するSRSシステムによる検索の仕方
既知の配列と比較する:相同性検索
配列に共通のパターンを探す―CLUSTALWを中心としてマルチプルアラインメントの方法を紹介
配列から遺伝子の進化を探る
アミノ酸配列から既知のパターンを探す:モチーフ検索
立体構造を手に入れる―PDBの利用方法
アミノ酸配列の保存領域からタンパク質を知る
立体構造の類似性を知る
アミノ酸配列から2次構造を予測する
アミノ酸配列から立体構造を予測する
ゲノム配列から遺伝子を発見する
遺伝子ネットワークを使いこなす
生理活性脂質データベースを利用する
公共データベースに登録する
Q&A
著者等紹介
菅原秀明[スガワラヒデアキ]
1968年東京大学工学部物理工学科卒業。1973年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。1977年理化学研究所ライフサイエンス研究情報室。1996年より国立遺伝学研究所生命情報研究センター。現在、国立遺伝学研究所生命情報・DDBJ研究センター教授・工学博士。専攻は情報生物学
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