内容説明
人命救助のためなら危険をも恐れない消防士ゴーディ。ある日、コロンビア反政府組織の爆弾テロ事件に巻き込まれ、目の前で最愛の妻子を失ってしまう。だが、コロンビア政府との和平交渉を望む米政府は、二人の死を「コラテラル・ダメージ(目的のための犠牲)」とし、犯人追及を断念した。俺はあきらめない―非情なテロリスト“ウルフ”を追い、ゴーディの孤独な闘いが始まった。実在の事件との酷似に全世界が騒然となった話題作。
著者等紹介
岡山徹[オカヤマトオル]
東京都出身。慶応大学英文科卒
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感想・レビュー
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キムチ
22
この流れの文章、だめ。映画を見るみたいで行間の埋める空気がない。パぁ~と読んで終わった。合いませんわ。やはり映画だけにしときゃよかったし。2014/11/16
fengui
2
普通の人は思ってもここまでできない。 第三者であれば理性は働くが当事者になったらやらずにはいられなくなってしまうのかな。
くま
2
自分の息子と嫁さんが殺されたらそらこうなるわな。消防士というめっちゃ強い体の職業やから生き残ってるけど普通の人がしたらコロンビア着く前に死んでるやろ。でも世のお父さんはみんな殺されようがなんだろうが行くんやないでしょうか。しかし正直最後までウルフはかっこよかったのではないでしょうか。2014/01/04