光文社古典新訳文庫<br> 賭博者

個数:
電子版価格
¥990
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

光文社古典新訳文庫
賭博者

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2026年08月17日 18時17分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 375p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334754150
  • NDC分類 983
  • Cコード C0197

出版社内容情報

ギャンブルにのめり込み、破滅していく人間の深層心理を鋭く抉り、生々しく描いた“自伝的”作品。

内容説明

ドイツの町ルーレッテンブルグ。賭博に魅入られた人々が今日もカジノに集まる。「ぼく」は将軍の義理の娘ポリーナに恋心を抱いている。彼女の縁戚、大金持ちの「おばあさん」の訃報を、一同はなぜか心待ちにしていて…。金に群がり、偶然に賭け、運命に嘲笑される人間の末路は?

著者等紹介

ドストエフスキー[ドストエフスキー] [Достоевский,Ф.М.]
フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー。1821‐1881。ロシア帝政末期の作家。60年の生涯のうちに、巨大な作品群を残した。キリストを理想としながら、神か革命かの根元的な問いに引き裂かれ、ついに生命そのものへの信仰に至る

亀山郁夫[カメヤマイクオ]
1949年生まれ。名古屋外国語大学学長。東京外国語大学名誉教授。ドストエフスキー関連の研究のほか、ソ連・スターリン体制下の政治と芸術の関係をめぐる多くの著作がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ベイス

70
ドストの作品群の中で最も異質な印象を受けた。舞台がペテルブルクではなくドイツであること、登場人物の多くがフランス人やイギリス人であることも影響したか。亀山訳の口語文体にも違和感が。ロシア文学は格調高い和訳でこそしっくり来る。ポリーナらの行動心理が飛躍しすぎていてついていけないのは、ドスト自身の当時の対人関係が反映されているから、との分析をあとがきとは別に読む。ドストは自分のことを書きたがりすぎるが故に物語としての整合性やバランスを無視するのだと。しかしだからこそ、リアリティがあって面白いのだと思う。2026/08/07

かみぶくろ

63
3.6/5.0 ルーレッテンブルクって架空の街の名前、なかなかなネーミングセンスですね。心理描写は相変わらず精緻で、ルーレット場の有象無象群がるカーニバル感は迫力あり。にしても、いつの時代もどこの国でも、ギャンブルで破滅する人間の狂った心理プロセスは同じだなあ。2023/01/31

kazi

52
うおおお、面白かったです!文学史上屈指のルーレット狂による、ルーレット小説。やはりドストエフスキーの後年の作品に外れ無しですね!読む前はあんまり期待してなかったけど、これは大当たりでした!まず主人公の人間性が興味深い。『大いに教育を受けた人物ですが、すべての面で未完成で、信仰をなくしており、不信仰のままいる勇気はなく、権威に立ち向かいながら、権威を恐れている。』非常にドストエフスキー的な主人公ですね!そんな主人公が自身を注ぎ込む舞台がルーレットなのです。2020/09/20

特盛

34
評価3.8/5。ドストエフスキー中編。ギャンブルと金と愛の話。ハラハラ、ドキドキのスピード感。ギャンブルは成功と破滅両方をもたらす可能性=一見ニュートラルであるようで、結局破滅しか先には待っていない。理性と価値観が変容してしまうのだ。賭博に溺れる人間の心理が良く描かれている。「自分は大丈夫」という人間ほどやばいのだ。全てを失ってから気づくと、美しいと思えたこと、大事にしていたことも、考えが変わってしまう。自分にはどうしようもない不可逆な脳内報酬系の変更、全てに関心が薄れる。これは恐ろしいことだ。2024/08/24

ころこ

34
普段は社会の見えなかった部分が可視化されていて、今、賭博が人間にとって生きるために必要だということを目の当たりにしている。彼らは暇つぶしのために通い続けているのではなく、依存症という正常からの逸脱でもなく、大金を手にすることが明確な目的だともいえない。亀山は解説で興味深い一文を記している。「ルーレットは、一瞬の間に人間を天から地上に引き下ろし、他方、地上から天へと引き上げる力を有している」彼らは自粛の非難の中、敢えて行くことで日常の劣等感を逆転させてみせ、罹患しないということでさえもルーレット化しているホ2020/04/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14942563
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品