出版社内容情報
体が弱く、医師からこのままでは命に関わると宣告されてしまったマリアンヌ。自分では愛する夫ディーターを幸せにできない。ならば彼に相応しい若く健康な女性を探し出すべきでは? しかしそんな彼女の思惑はディータ-の逆鱗に触れる。「君が悪いんだ。俺から逃げようとするから。俺はとっくに君に狂っている」マリアンヌへの激しい愛と欲望をさらけ出し、すべてを妻に捧げると告げられる。愛される喜びに震えるマリアンヌに、情熱的なキスで唇を貪り、熱い楔で快楽の淵に埋めてふたりは夫婦の絆を確かめ合う。元軍人で寡黙な隻眼の辺境伯と、彼の幸せを一番に願う妻が迷いながらも掴み取る、愛のきらめき。
内容説明
体が弱く、医師からこのままでは命に関わると宣告されてしまったマリアンヌ。自分では愛する夫ディーターを幸せにできない。ならば彼に相応しい若く健康な女性を探し出すべきでは?しかしそんな彼女の思惑はディーターの逆鱗に触れる。マリアンヌへの激しい愛と欲望をさらけ出し、すべてを妻に捧げると告げられる。熱い楔で快楽の淵に埋めてふたりは夫婦の絆を確かめ合う。愛のきらめき。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
有機物ちゃん
9
病弱なヒロインが余命宣告を受けてヒーローに病状を隠して終活する話。ヒロインの終活が独りよがりすぎて、これ誰が得するの?って気持ちで読んでた。何も言わないで死ぬつもりで後妻候補を探してるけど、これみんな困るのでは……隠してた余命の話を明かした後も大事なことを隠したままなのもなぜ……?と困惑。ヒーローも嫁以外への対応が失礼だし、取り乱してるとはいえ医者への暴言が許せなかった。その時代の貴族の男ならまぁリアリティな描写だとは思うんだけど…2024/07/24
ルーシー
5
気持ちのすれ違いやヒロインの病状など切なくて😢すごくドラマチックなお話でした。SS は明るい雰囲気で楽しかったです。2021/12/19
山羊太
2
なんだかソーニャにありそうなお話だった。最初から医者が旦那に言うときゃ良かったじゃんというのは無しよね…。言葉のキャッチボールは大切と気づかせてくれる。2022/01/02