出版社内容情報
古代ギリシャの哲学者アリストテレスの代表作。いかにして徳を磨くかを、精緻に徹底して考察した倫理学の最重要古典。
内容説明
下巻では、行為と思慮深さの関係、意志の弱さにかんする哲学的難問、人生における愛と友人の意義、そして快楽の幸福への貢献について考察する。人間の感情と知性のはたらきを深く考え、完全な幸福とは何かを追究した、倫理学史上もっとも重要で、現代的な意味をもつ古典。
目次
第6巻 知的な徳(学問的に知る部分と推理して知る部分;理論的思考と実践的思考 ほか)
第7巻 欲望の問題―抑制のなさと快楽をめぐって(「抑制のなさ」にかんして語られる通念;「抑制のなさ」にかんする哲学的難問 ほか)
第8巻 愛について(愛の必要性と価値にかんするまえがき;愛の三種類の根拠と、愛の成立条件 ほか)
第9巻 愛について(続き)(愛の不平と友好的取引にまつわる不平について;恩恵に対して、どのようにお返しすべきか? ほか)
第10巻 幸福論の結論(快楽論序説;エウドクソスの快楽主義 ほか)
著者等紹介
アリストテレス[アリストテレス]
384‐322B.C.古代ギリシャを代表する哲学者。ギリシャ北部のスタゲイラに生まれ、17歳ころアテナイのプラトンの学園アカデメイアに入学、20年間研究生活を送る。プラトンの死後、小アジアなどでの遍歴時代を経て、50歳近くでアレクサンドロス王の庇護のもとでアテナイに学園リュケイオンを創設し、学頭として研究と教育に没頭した
渡辺邦夫[ワタナベクニオ]
1954年生まれ。茨城大学人文学部教授。博士(学術)。東京大学大学院比較文学比較文化専門課程博士課程単位取得退学。古代ギリシャ哲学専攻
立花幸司[タチバナコウジ]
1979年生まれ。熊本大学文学部准教授、ジョージタウン大学メディカルセンター国際連携研究員。東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻博士課程修了、博士(学術)。哲学・倫理学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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中玉ケビン砂糖
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