光文社文庫<br> 悲劇の臨時列車―鉄道ミステリー傑作選

光文社文庫
悲劇の臨時列車―鉄道ミステリー傑作選

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  • サイズ 文庫判/ページ数 382p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334727383
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

内容説明

降りしきる雪の中、夜汽車に揺られる男。東海道本線で乗り合わせた、夢破れた青年とサングラスの男、踊り子の女の3人。車内で「人殺しをするかもしれない」と告白する女、される男。乗客を乗せて走る列車の中にはいつも、様々な人間模様がある。西村京太郎から綾辻行人までバラエティ豊かな顔ぶれによる珠玉の10編。鉄道ミステリー傑作選、第3弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヤスヒ

9
風間一輝さん目当てで古本屋で購入した一冊。10人の作家の鉄道を題材とした短編ミステリーが収録されている。どの作品もかなり以前に書かれているものなのでちょっと古さを感じるが、逆にそれが良い方向に雰囲気を出していると思った。お目当ての風間さんの「夜行列車」は哀愁漂う作品でとても良かった。やっぱり風間さんの作品は大好きだと再確認。また他の作品も定番のアリバイ崩しの推理物、サスペンス物、恐怖を誘うホラー物等、バラエティーに富んでいて面白かった。特に印象に残ったのは笹沢左保さんの「遠い美少女」。ラストはゾッとした。2012/04/25

たかゆじ@石原プロは永遠だ!!!

2
鉄道ミステリー短編集。どの作品もかなり古いものだがサクサク読める。個人的には西村氏と綾辻氏がお薦め。2022/05/16

飛鳥栄司@がんサバイバー

2
綾辻と笹沢、それと中津文彦の作がよかった。中津文彦氏は先日亡くなられてしまったのだが、氏がこのてのサスペンス物を書いていたとは、知らなかった。2012/05/04

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