出版社内容情報
「パパラギ」とは「白人」「よそ者」のこと。南海の島の村長ツイアヴィは、ヨーロッパを訪れた際、そこで目にした「パパラギ」の社会について、帰国後、島の人々に語り聞かせる。お金、物質、時間、仕事、メディア……。鋭い視点から展開される予言的・啓示的な文明批評が、私たちに“本当の豊かさ”を問う。世界的ミリオンセラーとなった不朽の名作が、松永美穂氏の新訳と柴田ケイコ氏のイラストで21世紀の今よみがえる!
【目次】
内容説明
自分たちを教養があるなどと見なすのはやめようではないか。そして、精神において一度、この南海の島の住人の単純な思考法や物の見方まで降りていってみようではないか。
目次
1 肉体を覆い隠すパパラギと、たくさんの腰布と筵について
2 石の箱と石の隙間、石の島とそのあいだにあるものについて
3 丸い金属と、重たい紙
4 たくさんの物が、パパラギを貧しくしている
5 パパラギには時間がない
6 パパラギは神を貧しくした
7 偉大なる心は、機械よりも強い
8 パパラギの仕事と、彼らがどれほど道を誤っているかについて
9 偽の生活の場所と、たくさんの紙について
10 考えるという重い病
11 パパラギはわたしたちを自分の暗闇のなかに引き込もうとしている



