出版社内容情報
ポーターの経営戦略やコトラーのマーケティングなどのマネジメント手法を自分自身に使い、キャリアアップや仕事に生かす入門書。■ポーター、コトラーがあなたのキャリア戦略にアドバイス! ポジショニング、5フォース、4P、ブルーオーシャン戦略など代表的なマネジメント手法の数々を「じぶん」に応用して、キャリア戦略や仕事の進め方に生かす方法を解説します。
■たとえば、MIT流のシナリオ・プランニングの技法を人生の選択に応用したり、「見える化」の手法を使って三日坊主で終わらせず行動定着をさせる手法などを紹介。
■著者は、『本質思考』『日経文庫ビジュアル ロジカルシンキング』などの著書があり、コンサルタントから大学教授に転身した経営学者です。
第1章 自分は何をしたいのか??理念、ミッション、経営計画
第2章 自分の強みを見つめ直す??競争優位、オーバーエクステンション戦略
第3章 戦略的に道を切り拓き、競争に勝つ??競争戦略、オープンイノベーション
第4章 自分ブランドを浸透させる??マーケティング、ブランディング
第5章 自分を動かし、持続させる??見える化、PDCA、主体性、正当性
平井 孝志[ヒライタカシ]
筑波大学ビジネスサイエンス系教授
1965年生まれ。東京大学教養学部卒業、東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。MITスローン経営大学院(MBA)。ベイン・アンド・カンパニー、デル、スターバックス、ローランド・ベルガー等を経て、現職。早稲田大学ビジネススクール客員教授、慶應義塾大学特別招聘教授を兼務。著書に、『本質思考』(東洋経済新報社)『日経文庫ビジュアル ロジカルシンキング』『日経文庫 事業戦略のつくり方』(いずれも共著、日本経済新聞出版社)
内容説明
本書は、マネジメント、競争戦略、マーケティングなどの手法を、企業組織ではなく自分自身に応用し、キャリアデザインや仕事の進め方に役立てようというユニークな解説書です。コンサルタントとして活躍しながら、数々のビジネススクールで教鞭を執り、『本質思考』などの話題作を執筆してきた著者が、自身の体験や具体例をあげながらわかりやすく解説します。ポジショニング、5フォース、4P、見える化、PDCA、ブルーオーシャン戦略など、主要なマネジメント手法の基本と活かし方がわかります。自分のキャリアについて、フレームワークなどを用いて戦略的に考えたい、若手から中堅にかけてのビジネスパーソンにおすすめです。
目次
第1章 自分は何をしたいのか―理念、ミッション、経営計画(「あるべき姿」を思い描くことが生きがいにつながる;視野を広げれば、「志」が高まる;「未来の歴史」を作り、選択の質を上げる;「テーマ」を持ち、学ぶことを探す)
第2章 自分の強みを見つめ直す―競争優位、オーバーエクステンション戦略(他人に真似のできない「強み」を作る;ちょっとだけ「背伸び」をし、新しい道を拓く;「時間は資源」スピードアップを実現する;周囲の変化に敏感になることが成長のきっかけに)
第3章 戦略的に道を切り拓き、競争に勝つ―競争戦略、オープンイノベーション(計画に「創発・変革」を組み合わせる;ルール設定で先手を取り、仕組みを作る;自分の土壌に相手を巻き込む;他力を生かす)
第4章 自分ブランドを浸透させる―マーケティング、ブランディング(キャラがかぶっていては名前も憶えてもらえない;個人の「価値」を4Pで表す;自分のストーリーを相手に憶えてもらう;論理思考で行き詰まったら水平展開を考える)
第5章 自分を動かし、持続させる―見える化、PDCA、主体性、正当性(思考と行動を「見える化」する;一日単位、一〇年単位でPDCAを回す;本質を変えるには、まず「形」から変える;人を動かす原動力は「主体性」と「正当性」)
著者等紹介
平井孝志[ヒライタカシ]
筑波大学大学院ビジネスサイエンス系教授。香川県出身、1965年生まれ。東京大学教養学部基礎科学科第一卒業、同大学院理学系研究科相関理化学修士課程修了。マサチューセッツ工科大学(MIT)MBA。早稲田大学より博士(学術)。ベイン・アンド・カンパニー、スターバックス、デル、ローランド・ベルガーなどを経て現職。早稲田大学ビジネススクール客員教授、慶應義塾大学ビジネススクール特別招聘教授を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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かめぴ
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