出版社内容情報
杉原爽香は、姪の瞳と一緒に瞳の親友、石川美沙子のなじみのレストラン〈紅葉亭〉を訪れた。そこで、シェフと男性客との若い女性をめぐる口論を目撃してしまう。一方、〈J博物館〉で守衛の坂井忠介が殺害される。被害者のケータイには少女の盗撮画像が保存されており、爽香はそのことで坂井の娘から相談を受けた。娘想いの彼はなぜ殺されたのか、謎は深まるばかり……。人気シリーズ第三十八弾!
【目次】
内容説明
杉原爽香は、姪の瞳と一緒に瞳の親友、石川美沙子のなじみのレストラン〈紅葉亭〉を訪れた。そこで、シェフと男性客との若い女性をめぐる口論を目撃してしまう。一方、〈J博物館〉で守衛の坂井忠介が殺害される。被害者のケータイには少女の盗撮画像が保存されており、爽香はそのことで坂井の娘から相談を受けた。娘想いの彼はなぜ殺されたのか、謎は深まるばかり…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
16
爽香と自分の歳の差が縮まりそうで決して縮まらない。ということは爽香が長寿だったら見納められないかもしれないな。こりゃ困った。でもその前に俺より20上の赤川次郎が歿るか。2025/10/04
kitten
11
毎年恒例の杉原爽香シリーズ。これ読んで、自分も年齢重ねたなって実感するよね。一人娘の珠美も、もう高校生だし、少しずつ母親譲りの危なっかしいことが出てくるのかも。中年の危機?というか、相変わらずろくな男が出てこないな。それでいいんか?という展開.ミステリーとしても、かなり雑なように思う。なんでそうなる?というとこも。評価、星2.2025/09/27
Mori
7
銀婚式とは…。このシリーズ、もう一度、「若草色の〜」から読み返してみたいなぁ…。元気をもらった。2025/10/16
リリパス
6
主人公:杉原爽香が、第1巻「若草色のポシェット」では、中3。第2巻「群青色のカンバス」では、高1。第3巻「亜麻色のジャケット」では、高2・・・という風に、1年に1冊、新作が出るたびに、登場人物全員が、1歳ずつ年をとっていく・・・という、非常に珍しい設定になっている、杉原爽香シリーズの第38巻です。爽香の一人娘、珠美も、かなりの行動派ですね・・・。このシリーズは、ダブルヒロインものになりつつあるのでしょうか?2025/10/21
ポケット
4
いつも事件に巻き込まれてしまう杉原爽香も今年52歳。1年に一回発売される爽香15歳から始まったこのシリーズ。読み始めた時と気持ちは変わらないのだが爽香の年齢を目にして自分もそんなに歳を重ねたのかと感慨にふける。娘の珠美が爽香に変わって活躍するようになるのか?2025/10/05
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