光文社古典新訳文庫<br> 椿説弓張月〈1〉

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光文社古典新訳文庫
椿説弓張月〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 376p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334107345
  • NDC分類 913.56
  • Cコード C0193

出版社内容情報

『保元物語』に登場する強弓の武将源為朝を主人公とし、日本と琉球を舞台に琉球王国再建の秘史を描く史伝物読本。読本作者・馬琴の出世作であり、『南総里見八犬伝』と並ぶ代表作。北斎の挿画を全点収録する全5巻構成。第1巻は、九州に下っていた為朝が保元の乱で崇徳院方に加わり奮戦するものの敗れ、伊豆大島に流されるが……。各巻に解説を付けて刊行する。


【目次】

内容説明

『保元物語』に登場する強弓の武将源為朝を主人公とし、日本と琉球を舞台に琉球王国再建の秘史を壮大なスケールで描いた史伝物読本。第1巻では、九州に下っていた為朝が家来を引き連れ、保元の乱で崇徳院方に加わり奮戦するものの敗れ、伊豆大島に配流される…。(全5巻)

著者等紹介

曲亭馬琴[キョクテイバキン]
1767‐1848。江戸時代の読本作家。深川生まれ。幼少の頃から俳諧、浄瑠璃本、軍記などに親しむ。14歳で主君の松平家を出たのちも仕え先を転々と変えるなど、浮浪の日々を送るが、24歳のとき山東京伝に入門を乞う。25歳で黄表紙の初作『尽用而二分狂言』を刊行。27歳で結婚。41歳の折、刊行した『椿説弓張月』が大評判となり読本作家としての地位を不動のものとした。48歳から長編読本『南総里見八犬伝』の刊行を始め、長男の死や両目失明を乗り越え、長男の嫁の助けを得て76歳の時に完結させた。82歳で亡くなるまで書き続けた

菱岡憲司[ヒシオカケンジ]
1976年、福岡県生まれ。日本近世文学研究者。九州大学大学院博士後期課程単位修得退学。博士(文学)。有明工業高等専門学校准教授などを経て、山口県立大学国際文化学部教授。著書に『大才子小津久足 伊勢商人の蔵書・国学・紀行文』(第45回サントリー学芸賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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南北

41
『八犬伝』と並んで、曲亭馬琴の代表作とも言われる読本の全訳版である。源為朝が保元の乱で敗れ、伊豆大島に流されたり、そこから琉球に流れ着き、琉球王国を再建するだけでなく、為朝の息子が初代琉球王になるという壮大な物語となっている。翻訳はわかりやすく、典拠なども訳注が充実している。特筆すべきは葛飾北斎が描いた口絵や挿絵がすべて収録されている点である。日本古典文学大系本にも挿絵は掲載されているが、こちらに掲載されているほうが大きいサイズになっているので、そのためだけでも見る価値はある。2025/09/24

星落秋風五丈原

22
 さて、物語は崇徳院と後白河天皇(後に法皇となり絶大な権力)の対立から始まる。この二人、父親は同じ鳥羽法皇である。しかし鳥羽法皇は、祖父白川法皇に寵愛される崇徳院を煙たく思っており、自身が院政を敷いて後、崇徳院に早くも譲位を迫り、近衛天皇を即位させた。近衛帝が病死した後、崇徳院の息子が帝位につくと期待していたが、次の天皇についたのは、お気楽三昧で暮らしていた後白河帝だった。後白河帝の乳母だったのが、信西である。乳母子が帝位につき、我が世の春を謳歌していた信西を、快く思っていなかった少年為朝。2025/10/15

春風

9
いつかの北斎展で何点かの挿絵を見かけた『椿説弓張月』が全巻現代語訳刊行ということで手に取る。作者は曲亭馬琴。挿絵は葛飾北斎。北斎の挿絵は全画収録という。上下巻くらいだろうと高を括って購入するも、全5巻であることを知り今後の出費に少しくビビる。訳は原文の雰囲気を良く残していてくれていて嬉しい。北斎の挿絵内のキャプションは漢字には全てルビ付きなので、読み進めるうちに変体仮名が読めるようになってくる。同題材の保元物語では悲劇パートもあるのだが、弓張月は為朝のチョウッと快刀乱麻の大活劇モノである。愉快。痛快。2025/09/03

果てなき冒険たまこ

6
ちょうど1年くらい前にやはり現代語訳の椿説弓張月を読んでるんだけど今回のほうがストーリーに忠実で(前回は抄訳)しかも北斎の挿絵入りなんでわくわく度が違う。やっぱり読本は挿絵が欲しいよね。この挿絵入りの読本現代語訳はシリーズで色々出してほしいなぁ。この椿説弓張月も5巻までは出るみたいだから期待しよう。図書館で借りたんだけど手元にあってもいいかなって思えるほど面白かった。為朝かっこいいなぁ。2025/09/17

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