出版社内容情報
★ コンクール上位に輝くパフォーマンスはここが違う!
★ 個人練習・合奏練習のポイントから、本番に役立つ知識まで。
★ すべてのメンバーがおさえたい
「技術」と「心構え」を教えます!
* 演奏技術の向上のコツ
* ハーモニーづくりの秘訣
* 効果的なパート練習
* 表現力を高めるには
* 楽団内の雰囲気づくり
・・・ほか
◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆
「ブラスバンドとオーケストラはどう違うのですか?」
という質問を受けることがよくあります。
ブラスバンド=吹奏楽(管楽器・打楽器等)という概念で考えると、
オーケストラ=管弦楽(管楽器・弦楽器・打楽器)と、
弦楽器がプラスされることが大きな違いですが、
どちらもアンサンブルの集合体であるという意味では、
まったく同じものだと私は考えています。
何をするにも必要なのは、
アンサンブルを支える個人レベルでの演奏能力と、
音楽を奏でる上での心意気です。
この世界では、音楽や仲間が
『人生でかけがえのない友』となります。
音楽は、年齢を問わずに一生楽しめる
素晴らしい趣味であり、
音楽を通じて得た友は、
一生つき合えるかけがえのない仲間となります。
「アンサンブル」とは、
単に音を合わせることだけではなく、
心も合わせ、お互いの絆を
深めていくことにほかなりません。
何にでもチャレンジし、失敗を恐れずに前向きに考えて、
気持ちのこもった演奏をすることによって、
必ず聴く人を「感動」に導くことができるのが、
ブラスバンドの心意気そのものです。
みなさんも、たくさんの良い練習を重ね、
音楽に出会えた喜びをかみしめながら、
いつまでも楽しく音楽を続けて、
仲間とのアンサンブルを楽しんでください。
佐藤 博光
ウインドオーケストラ音楽監督
元千葉県立幕張総合高等学校教諭
幕総フィルハーモニー管弦楽団音楽監督
◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆
☆ 第1章
これだけはおさえよう個人練習のポイント
☆ 第2章
もっと上達する合奏練習のポイント
☆ 第3章
もっと上達する演奏技術向上のポイント
☆ 第4章
本番で成功するポイント
※本書は2017年発行の
『ステップアップ吹奏楽 ブラスバンド 上達のポイント55』
の内容の再編集を行い、
書名と装丁を変更して新たに発行したものです。
内容説明
コンクール上位に輝くパフォーマンスはここが違う!個人練習・合奏練習のポイントから、本番に役立つ知識まで。すべてのメンバーがおさえたい「技術」と「心構え」を教えます。
目次
第1章 これだけはおさえよう個人練習のポイント(効率的に練習するために練習メニューを事前に決める;譜面への苦手意識をなくすために基本的な読み方のルールを覚える ほか)
第2章 もっと上達する合奏練習のポイント(合奏練習に必須!譜面の内容をすぐに理解する方法;完成度の高い演奏をするために逆算して合奏計画を立てる ほか)
第3章 もっと上達する演奏技術向上のポイント(ロングトーンが美しく吹けるように圧迫感で音をキープする;説得力のある演奏をするために聴かせどころでは微妙にテンポを変える ほか)
第4章 本番で成功するポイント(本番で必要以上に緊張しないために舞台上での行動をイメージトレーニングする;納得のいく成績をおさめるためにメンバーと気持ちをひとつにする ほか)
著者等紹介
佐藤博[サトウヒロシ]
千葉県出身。武蔵野音楽大学音楽学部作曲学科卒業。故渡辺和雄氏に師事。銚子市立銚子高等学校吹奏楽部、千葉県立幕張総合高等学校シンフォニックオーケストラ部の顧問及び指揮者として勤務する中、市民吹奏楽団光ウィンドオーケストラの音楽監督としても吹奏楽の指導に携わる。この間、全日本吹奏楽コンクール11回出場。全国学校合奏コンクール7回出場(6年連続最優秀賞、内閣総理大臣賞、文部科学大臣賞)。日本学校合奏コンクール全国大会出場(4年連続最優秀賞、文部科学大臣賞)。日本管楽合奏コンテスト全国大会8回出場(3年連続最優秀グランプリ賞、文部科学大臣賞)。全日本高等学校吹奏楽大会in横浜全国大会7回出場(連盟会長賞)。全日本アンサンブルコンテスト全国大会7回出場。またフランス共和国、ドイツ連邦共和国、オーストリア共和国にて、各市の音楽院と交流しスクールバンドの長所を生かした数々の演奏会を行う。特にウィーン楽友協会グローサーザールでは、プロオーケストラ(ウィーンフィルハーモニー管弦楽団)のメンバーも絶賛するステージを展開。さらに、フランス・ドイツ・中国より指揮者として招聘され、記念演奏会を行う。CISM国際音楽協会より金メダルを授与される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。