出版社内容情報
純愛×理系×ファンタジー！ 三つの要素が響き合い、かつてない世界観の物語が登場！
理学部に通う栗生拓眞と農学部に通う桃瀬陽菜は幼馴染だ。
ある日陽菜が倒れ、検査の結果ＡＬＳの症状が出ていることが分かる。医学部の橘尚央と協力して、病気を治すための研究を進めるが、一介の学生に出来ることには限界があった。実験を続ける拓眞の前に現れたのは、カミサマと名乗る少年で、「ギフト」を授ける、と言うのだが･･･。
内容説明
理学部に通う栗生拓眞は農学部に通う幼馴染・桃瀬陽菜と同じサークルに所属している。ある日陽菜が倒れ、医学部の橘尚央と病気を治す薬の研究を進めるが、一介の学生には途轍もない難問だった。ひたすら実験を続ける拓眞の前にカミサマと名乗る少年が現れ「ギフト」を授けると言うのだが…。何故陽菜が病に倒れたのかが明らかになり、事態は新たな局面を迎える！
著者等紹介
絵空ハル［エソラハル］
埼玉県出身。エブリスタに掲載された『神楽坂愛里の実験ノート』でデビュー。専門性と物語性が融合した作品で、同シリーズは４巻を数える。東北大学大学院農学研究科修士課程修了。学生時代、研究の傍ら作品を執筆。現在も企業で食品の研究を続けている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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よっち
27
所属するサークルで姫扱いされている農学部の桃瀬陽菜が病に倒れ、治験の鍵となるタンパク質を探す幼馴染で理学部に通う拓眞が、カミサマと名乗る少年に出会う理系ファンタジー。陽菜のために研究テーマを変えて、医学部の橘とともに彼女を救おうと実験を繰り返すものの、一介の学生ではなかなか上手く行かない状況を変えてくれたアプリの存在。何とか状況を覆したと思ったら、今度は思ってもみなかった展開に直面しましたけど、それでも彼女のことを救うためことを諦めず、最後まで努力し続けた拓眞が引き寄せてみせた結末はなかなか良かったです。2024/04/12
色素薄い系
3
思ったよりもファンタジー色強めだからこれが受け入れられるかどうかにかかってると思う。流石にラストの悪あがき部分は「えー！」になりましたよ。一難去ってまた一難。それでも面白かったよ。あのあと何も知らずに超常現象に巻き込まれた両親たちにどう説明したんだろうとか気になる部分はあるけどね。2024/04/24
