出版社内容情報
芳納珪[ヨシノ ケイ]
著・文・その他
内容説明
倭加宮マキは、祖父の代理として参列した葬儀で、十四年ぶりに氷碕リョウに再会した。彼と一緒に、後見人となった橘の法律事務所を探りに行った帰り道、黒ずくめの何者に襲われてしまう。二人の窮地を救った橘は、自分もマキと同じ“狗番”で、リョウを“狗”として“目醒め”させてはならないと告げた。“狗”とは?そして“目醒め”とは―?
著者等紹介
芳納珪[ヨシノケイ]
武蔵野美術大学で舞台美術などを学び、卒業後はビジュアルマーチャンダイジングや商品企画に従事。2011年に会社員生活に終止符を打ち、Web系の画像制作をしながら版画家として活動、台湾やニューヨークで作品展を開催する。小説投稿サイト「エブリスタ」に掲載された『天ノ狗』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひなた*ぼっこ
10
流行ライトの和ファンタジー。ご都合主義の設定展開についていけず。そもそも狗って書いてキツネって読むところから解せぬ。イヌはイヌだろう。どちらにしろ獣耳とか尻尾とかのケモもふ要素皆無だし。キャラ文庫の割りにキャラ立ちしてないし、年齢下げて女子高生巫女の方がある意味需要あるのでは。2020/01/15
紅羽
7
「狗」…キツネと呼ばれる妖狐の因子を持った者と、その狗による社会への影響を調停する狗番と呼ばれる者たちが暗躍する和風ファンタジー作品。狗に目覚めつつあるリョウと何とか狗番を務めようともがくマキ、そしてどこか怪しいリョウの後見人にして弁護士の橘。序盤の伝奇めいた展開はかなり好みでしたが、ちょっと後半が失速した印象です。ですが軽く楽しむには程よいボリュームでした。2020/06/09
あいちょ。
1
図書館。 狗と狗番。2019/02/06
Masayoshi Arakawa
0
20200224 110 はい、おしまい。2020/02/24
日向
0
★★★☆☆2019/04/13