内容説明
感染症内科教授でありながら、ファイナンシャル・プランナー、ワインエキスパート・エクセレンスの資格も持つ著者が、「お金をかけずに、美味しく楽しく健康になる食事」について考える。流行りの健康食品、健康法、サプリなどに大金を払っている人は多いが、それに見合う健康利得を得ているかといえば、実はそうではない。また短期的には効果的に思える健康法も、持続できなければ意味がない。お勧めは、マンガ『きのう何食べた?』(よしながふみ著)の「シロさん飯」。普通で、地味で、安上がりに見える食、これこそが、健康への一番の近道なのだ。さて、その理路は?他にも、健康と食のデータの見方やリスクの考え方、エビデンスとの向き合い方、食の安全と健康コストの関係などについて、具体的に解説する。
目次
第1章 日本人は健康ではないのか?
第2章 リスクは分散せよ―安心な食事とは何か
第3章 シロさん飯に学ぶ―「ふつうのご飯」がなぜ健康によいのか
第4章 健康な食事とは?―エビデンスとの関係
第5章 カネの話は大事
第6章 医療とコスト、健康とコスト
第7章 「シロさん式」食材選び―安くて最強な買い物術
第8章 楽しく食べる
著者等紹介
岩田健太郎[イワタケンタロウ]
1971年島根県生まれ。島根医科大学(現・島根大学医学部)卒業。沖縄県立中部病院、ニューヨーク市セントルークス・ルーズベルト病院、同市ベスイスラエル・メディカルセンター、北京インターナショナルSOSクリニック、亀田総合病院を経て、2008年より神戸大学。神戸大学都市安全研究センター感染症リスク・コミュニケーション研究分野および医学研究科微生物感染症学講座感染治療学分野教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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