光文社新書<br> 不登校・ひきこもり急増―コロナショックの支援の現場から

個数:
電子版価格
¥924
  • 電子版あり

光文社新書
不登校・ひきこもり急増―コロナショックの支援の現場から

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年06月15日 05時48分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 270p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334045777
  • NDC分類 371.45
  • Cコード C0236

出版社内容情報

コロナ禍での休校要請により、不登校・引きこもりが増加。支援を行うNPO法人高卒支援会がコロナショックの乗り越え方を提示する。

内容説明

新型コロナウイルスの感染拡大を機に、不登校・ひきこもりの子どもたちはますます増えている。しかも、休校に分散登校、オンライン授業に加えて家庭ごとのコロナ対策もあって学校に行かないことが自然となり、ずるずると不登校になってしまうケースも増加。いまや政府もその実態を把握しきれていない。不登校・ひきこもりが「見えなくなっている」のだ。こうした家庭を支援する現場ではコロナ禍以降、どのような対応に迫られたのか。オンラインも駆使しながら支援にあたっている様子を報告するとともに、行政の施設が抱える問題点なども指摘。さらには、三六年の指導経験から編み出された「アウトリーチ支援」に始まる一連のノウハウを全て公開する。

目次

コロナショックによる不登校・ひきこもりの急増と不透明化
コロナショックで困難になる立ち直りへのステップ
立ち直る過程で起こった、コロナによる挫折
オンラインが救った不登校・ひきこもりの生徒たち
コロナ禍における教育支援センターの問題点
アウトリーチ支援 ステップ0
実例で解説するアウトリーチ支援ステップ
将来を見据えた特別授業と、支援の広がり
ゲームの有効性―eスポーツ部の意義
規則正しい生活を確立するための方法―生活改善合宿
自律した生活のために―一人暮らしのすすめと、親の覚悟
女子に多い不登校タイプと新しい進路の形―インターン経験を活用した総合型選抜

著者等紹介

杉浦孝宣[スギウラタカノブ]
1960年生まれ。カリフォルニア州立大学ロングビーチ校卒。小学校3年生のときに保健室登校を経験するが、養護学園に半年間通い不登校を克服した。大学卒業後に家庭教師を経験、’85年に中卒浪人生のための学習塾・学力会を設立。以来36年間、不登校、高校中退、ひきこもりの支援活動を行っている。2010年よりNPO法人高卒支援会を立ち上げ、’20年に現場を後進へと譲り会長に就任(現在も困難な事例を中心に支援協力している)。その後、「一般社団法人不登校・引きこもり予防協会」を設立し活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yam6

4
わたくしも、小中学校のオンライン授業は不登校を助長する、ぎりぎり登校できていた子供を不登校にしてしまう、と考えていたので、本著の内容には大方賛同できる。ただし、杉浦氏や高卒支援会が対象としている生徒は高校大学へ進学させることが可能な家庭の子なので、貧困が根底にある不登校児に関わっている自分にはあまり役に立たない内容であった。2022/01/16

TOMTOM

2
不登校のアウトリーチと高卒パスポートをもたせるために活動されている筆者らの、コロナ前から現在の取り組み。コロナによって、オンラインだから出席できる者もいる一方で、すこしずつ生活リズムが戻ってきた者がまた崩れがちになったりと。一人でも多く、社会に出て働く喜びを知ってほしいと根底に感じる。2021/11/28

c.k

1
図書館本。年末年始休みで読めた。男子はひきこもり、不登校。家族関係も悪い。女子は不登校のみで、家族関係は良好な場合が多い。引きこもった年月の分、立ち直りにも時間がかかり、早期対応が大切。いくら学力がついても、いくら友だちができても、朝起きて学校に行かなければ意味がない。規則正しい生活習慣がつくと体力もついてくる。仲間もできて楽しく行けるようになる。自分自身を受け入れるには、まず誰かに受け入れられる経験が大切。規則正しい生活→自律して自信をつける→社会貢献する 2023/01/02

ジョルジオ鈴木

1
★★★★ 学校に復帰するには不登校になった期間と同じくらいの期間が必要であること、共感できるインターン生が有効であることを学んだ。 親との信頼関係の欠落の連続が最終的に不登校を招く。愛情が過剰すぎても良くないし放任すぎても良くない。自律性を維持しながら対話の時間を積み重ねることが重要。 コロナが立ち直る機会を奪っている一方で、オンライン授業が復帰のきっかけにもなっている。感覚値では、3割の児童生徒はオンラインが向いている。 名著 2022/07/26

Go Extreme

1
コロナショックによる不登校・ひきこもりの急増と不透明化: 増加した子どもたちの自殺 コロナ欠席で不登校とカウントされず 言い訳・コロナだから コロナショックで困難になる立ち直りへのステップ ひきこもりからの復帰遅れ 立ち直る過程で起こった、コロナによる挫折 オンラインが救った不登校・ひきこもりの生徒たち: 3割の生徒はオンラインのほうが合っている コロナ禍における教育支援センターの問題点 アウトリーチ支援 将来を見据えた特別授業と支援の広がり ゲームの有効性 生活改善合宿 一人暮らしのすすめと、親の覚悟2022/01/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18924376
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品