光文社新書<br> トランプが戦争を起こす日―悪夢は中東から始まる

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光文社新書
トランプが戦争を起こす日―悪夢は中東から始まる

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  • サイズ 新書判/ページ数 198p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334039783
  • NDC分類 319.530
  • Cコード C0231

出版社内容情報



宮田律[ミヤタ オサム]

内容説明

アメリカの歴代大統領の大きな課題の一つに、対中東戦略が挙げられる。アメリカの同盟国であるイスラエルの安全をどう守っていくのか、石油をはじめとするエネルギーをどう確保していくのか、そして近年に入って過激化するテロ集団にどう立ち向かっていくのか―。トランプもまた、こうした課題に取り組まなければならない。しかし、新政権から声高に聞こえてくるのは、「イスラム・フォビア(反・嫌イスラム)」的な発現だ。イスラム世界に対する偏見やヘイトが、いかに世界を危うい方向に導く可能性があるかに着目すると同時に、これまで人類が時間をかけて築き上げてきた平和・民主主義・人権といった普編的価値の再考を促す一冊。

目次

第1章 トランプはどう動くか
第2章 新政権の危険な閣僚たち
第3章 移民問題
第4章 イスラエル・パレスチナ和平の崩壊
第5章 「軍産複合体」国家
第6章 テロは拡大する
終章 危機を乗り越えるために

著者等紹介

宮田律[ミヤタオサム]
1955年山梨県生まれ。一般社団法人・現代イスラム研究センター理事長。慶應義塾大学大学院文学研究科史学専攻修士課程修了、UCLA大学院修士課程(歴史学)修了。専門はイスラム地域研究、歴史学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

30
トランプだけでなく、テッドクルーズもベンカーソンもジェブブッシュもアメリカはクリスチャンだけを受け入れるべきだと主張していた。 しかし、毎年一万人以上の死者を出す銃を伴う事件とムスリムにはほとんど関係がない。 ムスリムをスケープゴートにアメリカ国民を扇動している。 根本には重要な同盟国のイスラエルに如何に有利で安全な政策を打てるかといっても良いだろう。 そんなアメリカの中東政策や嫌イスラムの背景を解説し、そうした思想が世界のパワーバランスを歪め、戦争へのリスクを高めるのかを示した内容だった。2019/09/21

よう

8
図書館本。さらっと読了。2021/09/22

スプリント

6
トランプの言動や取り巻きをみるとよくぞ大統領になったなと驚きがやみませんがアメリカ国民はそれだけ変化を求めていたということなんでしょうか。無事に任期をまっとうできるとは思えませんがどうなりますか。2017/05/31

とむ

3
トランプやその閣僚に対してはかなり厳しい文言が目立つが、その批判は深い考察に基づいたものというより、自身の考えが全面に出過ぎている印象で、やや説得力に欠けるように感じた。2017/03/31

こ~じぃ。。

2
シリア空爆したし本当に戦争やりかねない。2017/04/17

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