内容説明
足の速いウサギと足の遅いカメが競走する『ウサギとカメ』、くり返し「オオカミだ!」と叫んで誰にも信じてもらえなくなった『オオカミと少年』、ネコにひどい目にあわされ何とかしようとネズミたちが相談する『ネズミの委員会』。古代ギリシャの時代に生まれ、現代にも伝わる教訓を含んだ寓話集から3篇を収録。総単語数2,076語。
目次
ウサギとカメ
オオカミと少年
ネズミの委員会
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みや
14
作者のイソップが紀元前5世紀の古代ギリシャに実在した奴隷だとは知らなかった。3編収録。『ウサギとカメ』Rabbit/TurtleではなくThe Hare and the Tortoiseなのか。山を上るルートだとずっと思っていたけれど、山を下って町がゴールだった。『オオカミと少年』いたずらではなく、臆病だから何度も呼んだという設定に驚き。それでこの結末は可哀想すぎる。『ネズミの委員会』若者の斬新な意見と年長者の的確な意見の対比は時代も種族も超えて今も身近に起こりうるから面白い。シュールな終わり方が良き。2024/03/03
ヤマノ
0
オオカミと少年、多分狼少年の元ネタなんだと思うけど、元ネタあまりにあまりだった。2023/11/17
金のインド人
0
Level 0 2076words2022/08/14