出版社内容情報
イラク戦争以来、世界の戦場を駆け巡るカメラマン・渡部陽一氏が、ジャーナリストという仕事、生き方を熱く語る。
内容説明
イスラム過激派の勢力拡大で戦場取材は一層危険を増す中でも、現場へ入ることをやめない戦場カメラマン・渡部陽一。さらに自らも父として家族を養う立場となり、かつてのような取材スタイルを維持することは難しくなった。環境の変化や葛藤を抱えながら、それでも苦しむ人々の姿を世界に伝える責務を負い続ける彼は今、どんな手順を踏んで仕事を遂行しているのか?「撮ったものは必ず持ち帰って発表する」という任務を全うするため、いかに万が一を回避する危機管理を行っているのか?信頼の置けるガイドを探り当て、安全に目標に辿り着き、スムーズに取材を行うための百戦錬磨のスキルと考え方を本書の第一部で紹介。続く第二部は、彼が駆け出しのカメラマンの頃に出会い、取材のやり方と心構えを手取り足取り教わった恩師である日本人ジャーナリストとの対談集。異業種のビジネスパーソンにも響く、様々なキーワードが登場する。
目次
第1部 僕が見てきた世界(取材は準備から始まる;戦場カメラマンになろうとは思わなかった;現場で学んだ取材の作法;戦場取材のリアル;戦場では活字が心の癒やしになる)
第2部 僕が出会った日本のジャーナリスト(山本皓一(フォトジャーナリスト)
松浦一樹(読売新聞社)
渡辺照明(産経新聞社)
原田浩司(共同通信社))
著者等紹介
渡部陽一[ワタナベヨウイチ]
1972年、静岡県生まれ。明治学院大学法学部卒業。学生時代から世界の紛争地域を専門に取材を続ける。イラク戦争では米軍従軍取材を経験。これまでの主な取材地はイラク戦争のほかルワンダ内戦、コソボ紛争、チェチェン紛争、ソマリア内戦、アフガニスタン紛争、コロンビア左翼ゲリラ解放戦線、スーダン、ダルフール紛争、パレスティナ紛争など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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