内容説明
円安が国を破綻させる、輸出産業だけを優遇しても、国は栄えない、じつは内需が大きく、外需依存が小さな日本などなど、「日本経済破綻」論のデタラメが今、暴かれる。
目次
序章 間違いだらけの「日本経済破綻論」
第1章 円高脅威論の嘘(「日本は外需依存国家」の嘘;実質実効為替レート;問題は円高ではなく、需要縮小;為替介入と外貨準備高の本当の意味;日本のIMF支援の意味;大切なのは、為替対策ではまく雇用対策)
第2章 オバマ・ショック(質への逃避;ブラディ・チューズデイ;苦悩するFRB;プリンティング・マネー;ヘリコプター・ベン;ニクソン・ショック;オバマ・ディール政策のお金は誰が出すのか;オバマ・ショック)
第3章 円高最強国家への道(SWOT分析;内需依存の成長戦略への転換;円高を活かす戦略への転換;持たざる者の強み;世界で最も安全な国で、犯罪件数が減少している現実;技術こそ、我らが全て;日本政府は国債を発行せよ)
最終章 鍵を持つ者
著者等紹介
三橋貴明[ミツハシタカアキ]
1994年、東京都立大学(現・首都大学東京)経済学部卒。外資系IT企業をはじめNEC、日本IBMなどに勤務後、2004年、中小企業診断士の国家資格を取得。07年ごろ、インターネット掲示板「2ちゃんねる」上での韓国経済に対する分析、予測が反響を呼ぶ。掲示板内で書籍化の計画が発案され、その経緯もネット上で報告される珍しいプロセスを経て、同年6月『本当はヤバイ!韓国経済』(彩図社)を刊行。企業の財務分析で培った解析力をマクロ経済に応用し、経済指標など豊富なデータをもとに国家経済を多面的に分析する「国家モデル論」が注目される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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