内容説明
「名付けビジネス」の第一人者が明かす「買わせる」名前の極意。
目次
1章 まずは基本を少しばかり
2章 “売れる”ネーミングとは?
3章 ネーミング傑作選
4章 ネーミングを売り込む
5章 ネーミングで街を変える!
6章 実践!ネーミング・シミュレーション
7章 ネーミング職人
終章 すべてはネーミング次第
著者等紹介
岩永嘉弘[イワナガヨシヒロ]
早稲田大学第一政治経済学部新聞学科を卒業後、週刊誌の編集記者、明治製菓の宣伝部を経て、岩永事務所を主宰。広告制作の最前線でコピーを書き続ける一方、ネーミングの第一人者として活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
桜もち
38
洗濯機のからまん棒やペット用糞凝固剤のワンダフンのネーミングを考えた人が書いた本。からまん棒のヒット以降、家電はダジャレやもじりネーミングの宝庫となったとか、家電ネーミングに革命を起こしたと自ら言っている(^_^;)自作のネーミングだけでなく世の中の傑作ネーミングも紹介しており面白い。冷蔵庫の『野菜中心蔵』はしゃれていると私も思う。『写ルンです』もうまい。コンサドーレ札幌は、『どさんこ』の逆さ読みに、ラテン語の『オーレ』を組み合わせたものだったんだ〜日本海軍の大和、武蔵等戦艦は昔の国名など統一感がある。2016/02/24
takaC
12
ゴメン。10年前の本という古さを補正してもつまらなかった。2012/04/10
Naota_t
5
#2214/★3.3/著者は、ネーミングを主な仕事にする珍しい方。商売で名前は最重要だ。名前を思い出してもらわなければ、その商品・サービスを買ってもらえないことも多い。私は、小林製薬のように気を衒わず、直球勝負の名前が商売に向いていると思う。また「コピーを刈り込んだものがキャッチフレーズであり、それをさらに縮めればネーミングになる」と言うのは、ネーミングを生業にしている人ならではのコメントだ。ネーミングは、文字数は少ないものの、本質を理解すること、それを出力する労力は大変大きいことがよくわかった。2025/02/03
boya
4
1冊を通して必ずしもまとまりある流れを感じないが、それぞれのエピソードは楽しめるブログ風の本。「実践」の章では、コピーライターである筆者の仕事術を概説しており、ネーミングがつくられる行程をわかりやすく理解できる。2010/05/08
こたつ
3
こうやって名前は名付けられるのかと感心しました。終章がなかなかおもしろかったです。この時点でゲド戦記が出てくることに作者のセンスを感じました。2011/08/01
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