内容説明
長年、日米の企業において意思決定能力の開発に関わってきた著者は、スピーディーに、かつ品質の高い決断を、いとも簡単に下すことのできる優秀な経営管理者に、わずかではあるが接してきた。本書は、彼ら“決断プロフェッショナル”が決断を下すまでの思考プロセスの共通項を取り出し、体系化したものである。情報があふれかえる今、何を拠りどころに決断をすればいいのか迷う人たちにとって、きっと決断のよき指針となるであろう。
目次
第1部 技術編―決断プロセスを身につける(戦略プロセス;戦術プロセス;実施プロセス)
第2部 習得編―実例に当たる(歴史に見る決断;企業に見る決断)
第3部 実践編―自分で決断を下してみる
著者等紹介
今村栄三郎[イマムラエイザブロウ]
米国アームストロング大学大学院経営学修士課程修了後、東洋エンジニアリング(株)に勤務。海外プラント建設(ソ連、ポルトガル、アルジェリア)にプロジェクトマネージャーとして従事。その後、米国コンサルタント会社において10年間、新規事業開発、製品市場戦略、業務効率化等、組織活性化に従事。1990年、マネジメント研究所を開設。意思決定の研究、マネジメント能力向上のためのトレーニング開発を推進している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。