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内容説明
欲動よりも機械を、リビドーよりも流れを、無意識よりも宇宙を、シニフィアンよりカオスモーズを。その実践と思考のすべてを結晶させたガタリの美しい遺著を翻訳。
目次
1 主体感の生産をめぐって
2 機械性異質発生
3 スキゾ分析によるメタモデル化
4 スキゾなカオスモーズ
5 機械性の口唇性と潜勢的なもののエコロジー
6 美の新しいパラダイム
7 生態哲学の対象
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
またの名
9
基が口頭発表なのに相変わらず狂った言語感覚のブッ飛び思想書。日常会話で難儀しそうに見えても、具体的な治療行為や社会活動の中で作られた思考は大学の外でこそ有効だとの確信が覗く。Φ、U、F、Tによる謎の図表化はとりあえず右上を重視する四象限で、神、構造主義のシニフィアン、一者や真理、資本主義への抵抗としてカオスモーズの宇宙に開かれた芸術的なアレンジメントをスキゾ分析が目指しており、常に複数の潜勢態の宇宙が交差して一つの領土やリトルネロの現勢態に関わっている、という奇天烈な表現が理解できたなら読んだ意義はある。2015/10/29
a.k.a.Jay-V
1
前半興味深かったのですが.........間もなく途中で「宇宙」が連呼されるにつれ、引く..................ガタリの著作の中でも難解な方に分けられるのではないだろうか?2014/03/25
井蛙
0
ガタリは主体の死を宣告したのではない。むしろその逆である。ガタリは常に主体化を問題とした。それも従来の凝固した主体ではなく、記号論的流れF/系統流Φ/実存の領土T/非物質的宇宙Uという四つの次元のポリフォニーとしての主体である。現代に絶対的な主体は存在しない、それゆえいかに主体となるかということが至上命題となるのだ。2017/10/11
hizumi
0
ガタリのこと好きになっちゃうな。医局とかでこういう話してもそれはもう通じなかっただろうなあとか想像してしまう。2024/06/15
つだしょ
0
「もろもろの概念的ツールは、可能なるものの領野を開いたり閉じたりし、潜勢[内部にひそんでいて外に表れない勢い≒デュナミス]力の諸宇宙の触媒にな」る。カオスモーズ。「何かが身を引き離し、自分のために作業しはじめるが、あなたがそのようなプロセスに「混じりこむ」ことができれば、それはあなたのために作業することにもな」る。2020/07/18




