感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
56
仮装の時代と改題している。 最初は、放送出版業界の腐敗をつく社会作かと思った。 戦争の悲惨さの一面を描写する面もある。 殺人を容認するような表現があるのはいかがなものか。 祖父の威光で救われるところはそういうものなのかという感想。2015/07/23
もかすけ
2
著者39歳の時の作品で、タイトルから連想されるような推理小説ではない。展開が読めないなぁと思っていたら、アラアラ!というエンディング。消化不良でした。2023/12/07
コマンドー者
1
80年代中期に出ているのとタイトルから十津川ものかと思いきや、全く違って70年にマイナー雑誌に連載した初期作の加筆復刻となる。殺人事件を扱ったミステリーではなく、無名青年とマスコミの大物との闘いを描いたピカレスクドラマ小説である。文学っぽい要素が初期西村テイストの異色作。2022/04/29