出版社内容情報
仏教には生老病死の四苦といわれるものがありますが、そのなかでも死は人生最大の苦しみといわれます。
病気のなかでも「がん」は死を意識せざるを得ないため、その不安で苦しんでおられる方は大勢おられることでしょう。
死の不安、再発の不安、就業の不自由さなどの心理的苦悩を抱え、うつ病になる人もいます。
それらの苦痛をどうやって解決したらいいのか──。
本書では、死の苦しみを抱える方がそれを乗り越えていくためのマインドフルネス実践法を伝えます。
宗教的なアプローチを交えることなく、深い自己洞察の仕方について詳細に解説し、病床にある方やケアするご家族にも取り組んでいただける実践的な内容です。
内容説明
25年にわたってうつに悩む人たちを救ってきた著者が伝えるもっとも深いマインドフルネス。ここからを力強く生きるための12のレッスン。
目次
第1部 マインドフルネスって何だろう。 SIMT基礎編(マインドフルネスとは;私のうつ病体験から生まれた;マインドフルネス心理療法SIMTとは;他のマインドフルネスとの違い;SIMTで何が変わるのか ほか)
第2部 今日から始めるマインドフルネス SIMT実践編(呼吸法から始めよう;「今、ここ」しかないことに気づく;すべては私の選択・意志による決断;変えられるもの、変えられないものを知る;私にとって価値とは何か ほか)
著者等紹介
大田健次郎[オオタケンジロウ]
1945年生まれ。特定非営利活動法人マインドフルネス総合研究所代表。一般社団法人日本マインドフルネス精神療法協会代表。自己洞察瞑想療法士。一橋大学商学部卒業。日本IBMを定年退職後、花園大学大学院博士課程(仏教学)修了。自身のうつ病を坐禅で治した経験をもとに、マインドフルネス心理療法としてのSIMT(自己洞察瞑想療法)を開発し、1993年からうつ病や不安症への支援活動を行う。現在は、カウンセラーの育成やメンタルヘルスについての講演活動にも力を注いでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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