ピートの絵本シリーズ ちいさなリスのだいりょこう

ビル・ピート/山下明生

佼成出版社（1982/03発売）

• サイズ B5判／ページ数 32p／高さ 26cm
• 商品コード 9784333010653
• NDC分類 E

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Kawai Hideki]

アメリカ東部の都会の公園に住むリスが、公園に来る人のうわさ話を聞いて、西部の高い木にあこがれを抱き、電線を伝って冒険を始めるお話。当然、リスの足では到底たどりつけない距離。というか、一日電線の上を走っても、まだ町から出られない。そこで、電線に引っかかった凧に乗って、空路で西部に。小さなリスの冒険心とフロンティアスピリッツに励まされる絵本。

2016/07/03

[遠い日]

臆病者の都会のリス、マール。自分のおどおどしたところを克服して強い心を持ち、大旅行をしようと決心する。そんな折、ひょんなことからアメリカ西部の森林の高い高い木のことを知り、出発。偶然が偶然を連れてきて、思いもかけない空の旅へ。たったひとりでやりとげた冒険。美しい風景が待っていた。

2017/11/05

[なゆた]

【図書館】都会に住む臆病なリス、マールが、西部の高い木と静けさに憧れて、旅に出るお話。やっぱりビル・ピートさんの絵が柔らかくてかわいくていい。ちっちゃなリスが、どうやって西部まで辿り着くのかも楽しい。（4歳6ヶ月）

2019/07/15