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内容説明
大国隆正は、寛政四年に江戸で生れ、明治四年、東京で没した幕末維新期を代表する国学者である。本書は、隆正の学問思想の形成過程、完成形態について考察を試みたものである。
目次
第1章 思想形成の過程(平田篤胤入門をめぐる諸問題;初期の著述とその思想)
第2章 隆正学の成立(国学四大人観と隆正学の形成;『学統弁論』の成立)
第3章 神道思想の構造(古伝観の特質;研究方法としての「窮理」)
第4章 政治思想の特質(天皇総帝論の政治思想;幕末維新期の思想展開)
付章 復古神道の再検討
著者等紹介
松浦光修[マツウラミツノブ]
昭和34年(1959)熊本市に生まれる。皇学館大学大学院修了。現在、皇学館大学文学部国史学科助教授
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