内容説明
本書は、“環境とかかわる力”を育てるためにはどのような指導をすればよいかを中心に述べています。しかし、実際の保育では、これだけを取り出して指導するのではなく、園における生活の全体を通じて総合的に指導するものであることはいうまでもありません。本書を手がかりにして、乳幼児期にふさわしい生活を通して環境とかかわる力が育つ保育を実現して下さるよう願っています。
目次
第1章 保育の基本と「環境」
第2章 子どもの発達と環境にかかわる力
第3章 環境にかかわる力を育てる保育者の役割
第4章 領域「環境」をめぐる諸問題
第5章 日々の自然な生活の流れのなかで
第6章 文化としての環境の中で
第7章 園環境と子どもの心の動き