内容説明
世界を動かすのは人間であり、その人間を動かすのが英雄である―。大帝国を築いたアレクサンドロス大王、中国を初めて統一した始皇帝、三国志の英雄、曹操、劉備、孫権、史上最強の遊牧民、チンギス・ハーン、戦国の英雄、信長、秀吉、アメリカの父、ワシントン、欧州支配の野望に燃えたナポレオン、日露戦争の英雄、東郷平八郎…。独自の歴史観が冴える井沢流英雄伝の決定版。
目次
英雄としての神々
アレクサンドロス大王
アショーカ王
始皇帝
ハンニバル
項羽と劉邦
ユリウス・カエサル
曹操・劉備・孫権
アッチラ大王
李世民〔ほか〕
著者等紹介
井沢元彦[イザワモトヒコ]
1954年名古屋生まれ。早稲田大学法学部卒業。1980年に『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞受賞。小説の他に独自の歴史観で歴史評論を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とも
25
★★★☆井沢独特のトリッキーさはないが、世界の英雄を紀年体で綴った一連の世界史となっている。意外と多いのが中国人というのは、国土の大きさによるものか。日本では義経、信長、秀吉というスタンダードとともに、毛利元就や東郷平八郎という毛色の違う2人が選ばれている。少々面白いのが、近代のドイツ建国のビスマルクとイギリスのチャーチルが含まれていることか。意外とまとまった1冊である。2018/07/31
gonta19
6
2008/5/20 Amazonにて購入2011/9/7〜9/11神話時代の英雄に始まり、アレキサンダー大王からチャーチルまで時系列的にたどり、最後はアーサー王でしめる井沢氏版世界史。高校時代世界史は途中で履修しなくなったので中世以降私の知識も断片的だが、ジャンヌダルクの生きた時代については全く認識違いであった。こうやって楽しみながら世界史を概観するのも良いなあ。2011/09/11
小林洋介
0
良書。自分が有名どころの、所謂偉人や英雄を余りにも知らなかった面もあるのだが、とても良い勉強になった。作者にはもっと短く纏めた偉人伝を書いて貰いたい。特に、東郷平八郎の回は感動的である。2012/04/30
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