内容説明
浪人・古賀新三郎は神田の小料理屋で尼ヶ崎藩の鷲尾軍兵衛という若侍に因縁をつけられ、思わぬ騒動に巻き込まれる。それは、尼ヶ崎藩の家老によって謀殺された百万長者が隠した百万両のありかを巡る凄まじい三つ巴の暗闘だった。尼ヶ崎藩に対する復讐に燃える長者遺族の天狗党、天狗党を絶滅させようとする藩の鷲尾党、その間隙をついて百万両を狙う幕府老中の隠密たち。事件の核心を握る人物に間違えられ、絶対絶命の危機に見舞われた新三郎の運命はいかに!?百万両を巡る凄い騒動もなんのその、今日は薫風さわやかな日本晴れ。
著者等紹介
山手樹一郎[ヤマテキイチロウ]
1899年、栃木県生まれ。編集者をへて作家となる。1940年、新聞連載した「桃太郎侍」が大人気を博し、昭和を代表する時代小説作家としての地歩を固める。1944年、『崋山と長英』で第4回野間文芸奨励賞受賞。1978年、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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