出版社内容情報
法とは一体何か,法と道徳との違いはどこにあるか,裁判では何が問題とされるかといった点を叙説して,初学者に法律学の世界の道案内を示す。基礎的な法律用語や著名法学者についても簡潔に説明。法学部以外の教養課程・教職課程における法学の教科書としても最適。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
aochama
3
法律と社会の関係を概観し、すべての理想、すべての正義が必ずしも実現することのない世界でどういきるかを決めるのは自分であり、決断の責任は自分で引き受けるしかないことを念頭に道具としての法律を身につける必要性を感じました。本文中の参考文献にあたって見識を深めたいと思います。2023/09/10
Masaki Sato
0
長谷部先生が書いた入門書ということで内容は、実定法の入門とかではなく、法哲学、法制史など根本から考えさせる重厚なもの。法の支配とは何かというところからおさらい。2024/12/02
むっく
0
法のとらえ方が変わった。法は何を要求するか。2021/09/14
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